📋 この記事のポイント
多汗症について、原発性・続発性の見分け方、汗をかく部位と生活への影響、外用薬などの治療選択肢、対面・救急受診の目安をPMDA等の一次資料に基づいて解説します。
TOKYO ONLINE CLINIC · HYPERHIDROSIS CARE
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わき・手のひら・足の裏などの汗は、部位や重症度、生活への影響、持病や服用薬によって治療の選択肢が変わります。受診前に確認したい症状、治療、費用、安全性を一つのページで整理します。
- 全国からオンライン相談
- 原因と重症度を確認
- 薬の注意点と受診目安を案内
最終更新日: 2026-07-13

まず知りたいこと
日常生活に支障が出るほど汗が多い場合、原発性局所多汗症など治療対象となる状態が考えられます。発汗部位、発症時期、左右差、夜間の発汗、持病、服用薬を整理し、自己判断で薬を使わず医師へ相談してください。急な全身発汗に胸痛、息苦しさ、意識の変化などを伴う場合は、オンライン診療を待たず救急受診を検討します。
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原発性腋窩多汗症の診断目安、外用薬、内服薬の特徴を確認します。
発汗部位と原因を整理し、検査や対面診療が必要になる場合を確認します。
診察料、薬代、配送、効果判定と再診のポイントを確認します。
症状・治療別の詳しいガイド
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- ✓ 多汗症は適切な治療で症状の改善が期待でき、オンライン診療は受診のハードルを下げます。
- ✓ 多汗症には原発性局所多汗症と続発性全身性多汗症があり、原因に応じた診断が重要です。
- ✓ 症状のセルフチェックを通じて自身の状態を把握し、早期の受診検討に繋げることが可能です。
- ✓ 外用薬は多汗症治療の第一選択肢の一つであり、継続的な使用で効果が期待できます。
多汗症は、体温調節に必要な範囲を超える発汗によって日常生活へ支障が生じる状態です。発汗部位、原因、重症度を確認し、治療の適応を判断します。オンライン診療は受診方法の一つですが、検査や処置が必要な場合は対面診療を優先します。
当院の多汗症治療と料金
当院のオンライン診療では、発汗部位、症状の経過、生活への影響、既往歴、併用薬を確認します。医師がオンラインで対応可能と判断した場合に、治療選択肢と処方可否を説明します。
オンライン診療の流れは?
オンライン診療は、自宅などから多汗症について相談する受診方法の一つです。当院の診療は次の手順で進みます。
- 予約: まずは当院のウェブサイトから、ご希望の日時を選択してオンライン診療の予約をします。この際、問診票への記入をお願いしております。
- 診察: 予約時間になりましたら、スマートフォンやPCからビデオ通話で医師の診察を受けます。発汗部位、経過、既往歴、併用薬、生活への影響を確認します。必要に応じて写真を視診の補助情報として確認しますが、オンラインで判断できない場合は対面受診を案内します。
- 処方: 診察後、医師が治療薬の適応と処方可否を判断します。処方する場合は、配送条件を確認します。
- 配送: 発送時期、送料、梱包方法、定期配送の可否は、処方内容と予約画面の案内を確認してください。
オンライン診療では移動せずに相談できます。一方、触診や検査が必要な場合は対面診療を優先します。
多汗症治療の料金プランと定期配送オプションとは?
多汗症治療の費用は、処方される薬剤の種類や量によって異なります。料金と定期配送の条件は、処方内容によって異なります。診察料、薬代、送料、配送回数、解約条件を予約画面と診察時に確認してください。
- 定期配送オプション
- 利用できる場合は、配送回数、各回の薬代と送料、解約条件を確認します。診察や処方が必要となる時期は医師の指示に従ってください。
費用は診察料、薬代、送料などで構成され、処方内容によって異なります。割引や定期配送の有無を含め、支払総額を予約画面と診察時に確認してください。
対面診療との使い分けはどのようにすべき?
オンライン診療はすべての場合に対面診療の代わりになるわけではありません。問診と視診で判断できない場合、検査や処置が必要な場合は対面診療を優先します。
| 項目 | オンライン診療 | 対面診療 |
|---|---|---|
| 利便性 | 移動せずに相談できる | 移動や待ち時間が生じる場合がある |
| プライバシー | 自宅などから相談できる | 医療機関で受診する |
| 診察の質 | 問診と視診が中心。判断できない場合は対面受診。 | 触診や必要な検査を行える。 |
| 処方薬の受け取り | 処方する場合は配送条件を確認 | 医療機関・薬局の案内に従う |
| 適応ケース | 問診と視診で医師が対応可能と判断した場合 | 検査・処置が必要な場合、オンラインで判断できない場合 |
症状が重い場合や基礎疾患が疑われる場合は、対面での診察・検査が必要です。オンラインで判断できない場合は、対面診療または専門医療機関への受診を案内します。

多汗症の原因と種類
多汗症とは、必要以上に汗をかく状態を指します。この過剰な発汗は、体温調節の必要性とは関係なく発生することが特徴です。多汗症には大きく分けて2つの種類があり、それぞれ原因が異なります。
多汗症はなぜ起こる?その原因とは?
原発性局所多汗症の発症機序は完全には解明されていません。発汗は交感神経から放出されるアセチルコリンを介してエクリン汗腺で起こり、手のひら、足の裏、わき、頭部・顔面など限局した部位に過剰な発汗がみられます。
原発性局所多汗症の場合、特定の原因疾患がないにもかかわらず、局所的に過剰な発汗が見られます。発症機序は完全には解明されていませんが、家族歴がみられる場合があります。思春期に発症することが多く、精神的な緊張やストレスによって症状が悪化しやすい傾向があります。
一方、続発性全身性多汗症は、何らかの基礎疾患や薬剤の副作用が原因で全身に過剰な発汗が生じるものです。甲状腺機能亢進症、糖尿病、更年期障害、特定の薬剤(抗うつ薬など)などが原因となることがあります。続発性多汗症が疑われる場合は、原因疾患や薬剤の評価を優先します。
多汗症の主な種類と特徴を解説
多汗症は、発汗部位や原因によって以下の2つの主要なタイプに分類されます。
- 原発性局所多汗症:
- 特定の原因疾患がなく、体の特定の部位(手のひら、足の裏、わきの下、顔面など)に過剰な発汗が見られるタイプです。
- 有病率は調査対象や定義によって異なります[1]。
- 精神的ストレスや緊張によって症状が悪化しやすい特徴があります。
- 診察では、わき、手のひら、足の裏、頭部・顔面など、発汗する部位と生活への影響を確認します。
- 続発性全身性多汗症:
- 何らかの病気や薬剤の副作用が原因で、全身に過剰な発汗が見られるタイプです。
- 原因となる疾患には、甲状腺機能亢進症、糖尿病、結核、悪性腫瘍、パーキンソン病などがあります。
- 薬剤では、抗うつ薬や一部の降圧薬などが多汗症を引き起こすことがあります。
- 原因疾患の評価や、処方医と相談した薬剤の見直しが必要です。
多汗症の診断では、発症時期、頻度、部位、左右差、睡眠中の発汗、家族歴、生活への影響、既往歴、併用薬を確認します。基礎疾患が疑われる場合や検査が必要な場合は対面受診を案内します。
急な全身発汗や夜間の発汗は、基礎疾患や薬剤に伴うことがあります。胸痛、息苦しさ、意識の変化などを伴う場合は救急受診を検討し、それ以外でも原因の確認が必要な場合は対面受診してください。
多汗症の症状とセルフチェック
多汗症では、発汗によって日常生活へ支障が生じているかが重要な確認項目です。発汗部位、頻度、左右差、夜間症状、生活への影響を整理して医師へ伝えます。
多汗症の具体的な症状とは?
多汗症の症状は、発汗部位によって様々ですが、共通して言えるのは「体温調節の必要性がない状況でも、過剰に汗をかく」という点です。特に原発性局所多汗症では、以下の部位に症状が集中することが多いです。
- 手のひら(手掌多汗症): 常に手が湿っている、握手するのをためらう、紙が湿って書けない、スマートフォンの操作がしにくいなど。
- 足の裏(足底多汗症): 靴下や靴が常に湿っている、足が滑りやすい、足の臭いが気になるなど。
- わきの下(腋窩多汗症): 服のわき部分に常に汗染みができる、服の色や素材を選ぶ、制汗剤が効かないなど。
- 顔面・頭部(顔面多汗症・頭部多汗症): 顔から汗が滴り落ちる、化粧が崩れる、髪が濡れる、眼鏡が滑り落ちるなど。
多汗症は、書類や機器の操作、衣服選び、学業、仕事、対人場面など日常生活へ影響することがあります。診察では、発汗量だけでなく生活への支障も確認します[7]。
多汗症のセルフチェック項目とは?
以下は受診時に医師が確認する項目の例であり、自己診断のためのものではありません。原発性局所多汗症の診断基準[1]を参考にしています。
- 過剰な発汗が6ヶ月以上続いているか?
- 以下の項目のうち2つ以上に当てはまるか?
- 発汗が左右対称である
- 日常生活に支障をきたすほどの発汗がある
- 週に1回以上の頻度でエピソードがある
- 25歳以下で発症した
- 家族に同様の症状を持つ人がいる
- 睡眠中は発汗が止まる
これらのセルフチェックで多汗症の可能性が高いと感じた場合は、医師の診察を受けることをお勧めします。特に、急に発汗量が増えた、全身性の発汗が見られる、夜間の発汗がひどいなどの症状がある場合は、続発性多汗症の可能性も考慮し、早めに医療機関を受診してください。当院のオンライン診療では、問診を通じてこれらの項目を丁寧に確認し、適切な診断と治療方針を提案しています。
多汗症の外用薬(塗り薬)
原発性局所多汗症では、発汗部位と重症度に応じて外用薬を検討します。薬剤ごとに適応、用法、副作用が異なるため、医師の診察と添付文書の確認が必要です。
多汗症治療における外用薬の役割とは?
多汗症の外用薬は、汗の分泌を抑えることを目的としています。主に、汗腺に直接作用し、その活動を一時的に抑制することで発汗量を減少させます。注射や手術などの侵襲的な治療に比べて、手軽に始められる点が大きなメリットです。
原発性局所多汗症では、発汗部位と重症度に応じて外用薬を検討します。効果が現れる時期と程度には個人差があるため、使用方法と評価時期を医師に確認します。
主な外用薬の種類と効果、副作用は?
多汗症の外用薬にはいくつかの種類があり、それぞれ作用機序や効果、副作用が異なります。
- 塩化アルミニウム製剤:
- 効果: 汗腺の開口部に栓を形成し、汗の排出を物理的にブロックすることで発汗を抑制します。製品ごとに濃度と用法が異なるため、医師または薬剤師へ確認してください。
- 使用方法: 就寝前に患部に塗布し、朝に洗い流すのが一般的です。効果が得られたら、塗布回数を減らしていきます。
- 副作用: 塗布部位の皮膚刺激感、かゆみ、かぶれなどが報告されています。敏感肌の方は注意が必要です。
- 抗コリン薬(例: グリコピロニウム臭化物):
- 効果: 汗腺を刺激する神経伝達物質アセチルコリンの働きをブロックすることで、汗の分泌を抑制します。
- 使用方法: 患部に直接塗布します。
- 副作用: 口渇、便秘、排尿障害などの全身性の副作用が起こる可能性がありますが、外用薬では内服薬に比べてそのリスクは低いとされています。塗布部位の皮膚刺激感やかゆみも報告されています。
医師が発汗部位、重症度、皮膚の状態、既往歴、併用薬、禁忌を確認し、薬剤の適応と処方可否を判断します。再診では副作用、使用状況、生活への影響を確認し、必要に応じて治療を見直します。
抗コリン薬では、口の渇き、便秘、排尿障害、かすみ目などが起こることがあります。閉塞隅角緑内障や尿路の閉塞性疾患など、薬剤によって禁忌・注意事項が異なります。また、発汗を抑えることで体温が上がりやすくなる可能性があるため、暑い環境での体調変化にも注意が必要です。既往歴と併用薬を医師へ伝え、異常がある場合は使用を中止して相談してください。
外用薬使用の注意点と効果的な使い方
外用薬を効果的に使用し、副作用のリスクを最小限に抑えるためには、いくつかの注意点があります。
- 用法・用量を守る: 医師の指示された用法・用量を必ず守ってください。自己判断で量を増やしたり、頻度を上げたりすると、副作用のリスクが高まる可能性があります。
- 清潔な皮膚に塗布する: 塗布する部位は清潔にし、乾燥させてから使用してください。これにより、薬剤の浸透が良くなり、効果が高まります。
- 皮膚の状態を観察する: 塗布部位に赤み、かゆみ、かぶれなどの異常が現れた場合は、すぐに使用を中止し、医師に相談してください。
- 継続的な使用: 使用期間と中止時期は薬剤によって異なります。自己判断で増量・中止せず、医師の指示と添付文書に従ってください。
皮膚刺激など気になる症状が続く場合は使用を中止し、医師へ相談してください。外用薬で十分な効果が得られない場合は、内服薬や対面で行う注射・機器治療など他の選択肢を検討します[3][4][5]。治療ごとに適応と注意点が異なるため、医師と相談して選択します[2][6]。
まとめ
多汗症は日常生活へ影響することがあります。発汗部位、原因、重症度を確認し、生活上の支障を減らすことを目標に治療を選びます。オンラインで判断できない場合や検査・処置が必要な場合は、対面診療を優先します。

よくある質問(FAQ)
- Excessive Sweating (Hyperhidrosis).. American family physician. 2019. PMID: 30215948
- Louise Jane Dunford, Kathy Radley, Margaret McPhee et al.. Setting research priorities for management and treatment of hyperhidrosis: the results of the James Lind Alliance Priority Setting Partnership.. Clinical and experimental dermatology. 2022. PMID: 35124833. DOI: 10.1111/ced.15122
- Ursula Tanzella, Klaus Ueberreiter, Armin Bell et al.. Patient satisfaction after miraDry® treatment for axillary hyperhidrosis. Results of an online patient survey after miraDry® treatment to reduce excessive axillary sweating.. GMS Interdisciplinary plastic and reconstructive surgery DGPW. 2024. PMID: 39559459. DOI: 10.3205/iprs000188
- Jing Sun, Shuangyu Chen, Ting Yang et al.. Efficacy and Safety of Botulinum Toxin Type A in Primary Axillary Hyperhidrosis: A Meta-analysis and Systematic Review.. Aesthetic plastic surgery. 2025. PMID: 40500510. DOI: 10.1007/s00266-025-04909-6
- Emanuela Micu, Maria Fragkou Dragka, Alexander Shayesteh. Three-Year Results Following Microwave Therapy in Patients with Severe Primary Axillary Hyperhidrosis.. Aesthetic plastic surgery. 2026. PMID: 41326743. DOI: 10.1007/s00266-025-05469-5
- Andy Chao Hsuan Lee, Mark K Ferguson. Knowledge of surgical management of hyperhidrosis among primary care physicians and the general public.. Interactive cardiovascular and thoracic surgery. 2022. PMID: 35015865. DOI: 10.1093/icvts/ivab371
- Doha Obed, Mustafa Salim, Alperen S Bingoel et al.. Botulinum Toxin Versus Placebo: A Meta-Analysis of Treatment and Quality-of-life Outcomes for Hyperhidrosis.. Aesthetic plastic surgery. 2021. PMID: 33619611. DOI: 10.1007/s00266-021-02140-7
- ボトックス(ボツリヌス毒素)添付文書(JAPIC)
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