プリリジーとは
プリリジーは、早漏治療薬として開発された薬剤で、世界初の「早漏治療薬」として認められたものです。主成分のダポキセチンは、脳内のセロトニン量を増やすことで、射精反応をコントロールし、射精を遅らせる効果があります。日本でも認可され、医師の処方に基づき安全に使用できる治療薬として、多くの患者様に使用されています。
当院では患者様の負担を考慮し、プリリジーのジェネリック品であるダポキセチンを処方しています。プリリジーと同様の効果でありながら低価格となっています。
プリリジーの効果
プリリジーの有効成分ダポキセチンは、脳内のセロトニン再取り込みを阻害することで、射精をコントロールする効果を発揮します。具体的には、セロトニンの作用を強化し、性的興奮に対する反応を緩和させることで射精までの時間を延長します。効果的な早漏治療薬として、性的満足度を向上させるのに役立ちます。
効果発現までの時間と持続時間
プリリジーは、服用後1〜3時間で効果を発揮し、約4〜6時間持続します。このため、性行為の1〜3時間前に服用するとタイミングが合わせやすく、持続時間も長いため、ゆとりをもって行為に臨むことが可能です。また、食事の影響を受けにくいため、食後でも効果を発揮します。
プリリジーの利点
- 射精コントロール: ダポキセチンの作用により、射精時間を延ばすことができます。
- タイミングが取りやすい: 1〜3時間前に服用するだけで十分な効果が得られるため、自然なタイミングで使用可能です。
- 食事の影響を受けにくい: 食後でも効果が変わらないため、食事のタイミングを気にせず服用できます。
用法・用量
通常、30mgを性行為の1〜3時間前に服用します。効果が不十分な場合、60mgまでの増量が可能ですが、副作用リスクを考慮し医師の指導のもとで調整します。1日1回の服用が推奨され、次の服用までは24時間以上の間隔を空ける必要があります。
服用時の注意点
プリリジーは、アルコールと併用する場合、血圧低下や意識障害のリスクが高まるため、アルコールとの併用は避けることが推奨されます。また、グレープフルーツジュースも薬の代謝に影響を及ぼす可能性があるため、控えるのが安全です。
副作用
プリリジーの主な副作用には、めまい、吐き気、頭痛、下痢などがあります。通常は軽度で一時的なものですが、持続する場合や重篤な症状が現れた場合には、速やかに医師に相談してください。
服用を避けるべき方
以下に該当する方は、プリリジーの服用を避けてください。
- 重度の心血管系疾患を持つ方
- 中等度から重度の肝機能障害がある方
- 最近の心筋梗塞や脳卒中の既往がある方
- 他の抗うつ薬やセロトニン再取り込み阻害薬を服用中の方
プリリジーに関する臨床研究と安全性
プリリジーは世界中で多くの臨床試験が行われ、その効果と安全性が証明されています。特に日本国内でも、早漏に悩む多くの患者様に安心して使用されており、持続的な効果を発揮しています。
参考文献
- 日本性機能学会/日本泌尿器科学会「ED診療ガイドライン[第3版」」
- PubMed. (2021). Clinical study on the efficacy of dapoxetine for premature ejaculation.
- PubMed. (2023). Comparative effectiveness of dapoxetine and other treatments for premature ejaculation.
- PubMed. (2014). Safety profile of dapoxetine in long-term use.
- PubMed. (2010). Overview of dapoxetine pharmacodynamics and pharmacokinetics.
- PubMed. (2018). Efficacy of dapoxetine in diverse patient demographics.
- PubMed. (2022). Mechanism of action of dapoxetine in delaying ejaculation.
- PubMed. (2023). Dapoxetine’s impact on sexual satisfaction and quality of life.