ビタノイリンの効果・副作用 – 東京オンラインクリニック

ビタノイリンの効果・副作用

薬名: ビタノイリン
読了時間: 約1分

ビタノイリンとは

ビタノイリンとはビタミンB1、B2、B6、B12を配合した複合ビタミン薬です。皮膚や粘膜を健康に保つ効果があり、肌荒れ、ニキビ、吹き出物などに効果を発揮し、美肌の維持をサポートします。

効能又は効果

ビタミンB群は皮膚や粘膜を健康に保つ効果があります。特にビタミンB2は脂質の代謝に関与し、肌荒れ、ニキビ、吹き出物などに効果を発揮します。ビタミンB6はタンパク質の代謝に関与し、ビタミンB2と同様に肌荒れやニキビなどを改善し、美肌の維持をサポートします。

またビタミン不足で生じる神経痛や筋肉痛、末梢神経炎(手足のしびれ)などに適応します。腰痛や肩こりに処方されることもあります。そのほか、糖尿病で神経が傷んでいるときや、帯状疱疹にともなう神経痛、味覚障害や臭覚障害、難聴、眼疾患など各診療科で神経の働きを助けるのに応用されることがあります。

用法・用量

  • 通常、成人1日1〜4カプセルを経口投与する。
  • 年齢、体重、症状により適宜増減する。

副作用・注意点

ビタノイリンは使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していないため、発現頻度に関しては文献を参考に集計されました。

  • 過敏症:発疹・掻痒感
  • 消化器:悪心・嘔吐、食欲不振、胃部不快感、腹部膨満等
  • その他:不眠・頻尿

いずれも0.1-5%未満の報告となっています。

パーキンソン病治療薬(レボドパ)との併用には注意​

​ビタノイリンの主成分であるビタミンB6には、パーキンソン病の薬(レボドパ)の作用を弱める性質があります。併用により、パーキンソン病の症状が悪化する可能性がありますので注意してください。

妊婦や授乳中でも服用可

妊娠中や授乳中の方でも問題なく飲めます。

添付文書の使用上の注意点の欄で「妊婦、産婦、授乳婦等への投与 該当しない」と記載されており、安全に服用する事が出来ます。

ビタノイリンまとめ

ビタノイリンとはビタミンB群を配合した複合ビタミン薬です。皮膚や粘膜を健康に保つ効果があり、肌荒れ、ニキビ、吹き出物などに効果を発揮し、美肌の維持をサポートします。神経痛や筋肉痛、末梢神経炎(手足のしびれ)などに適応します。腰痛や肩こりに処方されることもあります。またビタミンBは水溶性のビタミンなので、とりすぎてもすぐに排泄され、体にたまることもありません。

当院でもビタノイリンの取り扱いがございます。他のスキンケア治療薬とセットで服用することでより効果を実感できるため、ぜひご検討ください。

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参考文献

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