【テストステロン 男性更年期】|テストステロン補充と男性更年期対策|医師が解説

📋 この記事のポイント

テストステロン補充療法と男性更年期対策について、オンライン診療の利便性・プライバシー保護、処方の流れ、料金プランを解説。生活習慣改善によるテストステロン向上法も紹介。

最終更新日: 2026-04-13
📋 この記事のポイント
  • ✓ 男性更年期症状はテストステロンの低下が原因で、補充療法が有効な選択肢となり得ます。
  • ✓ オンライン診療を活用すれば、自宅から専門医の診察を受け、プライバシーを守りながら治療を進められます。
  • ✓ 生活習慣の改善もテストステロン値向上に寄与し、治療効果を高める重要な要素です。
※ 本記事は医療広告ガイドラインに基づき作成されています。記事内には当院の治療・サービスに関する情報が含まれます。

男性更年期障害(LOH症候群)は、テストステロンの減少によって引き起こされる様々な身体的・精神的症状の総称です。この状態は、男性のQOL(生活の質)に大きな影響を与える可能性があります。本記事では、テストステロン補充療法と、テストステロン値を自然に高める生活習慣の改善策について、専門的な視点から詳しく解説します。

男性更年期障害(LOH症候群)とは
加齢に伴うテストステロンの低下によって、性欲減退、勃起不全、疲労感、抑うつ、集中力低下、筋力低下、骨密度減少などの症状が現れる状態を指します。これらの症状は、個人の生活の質を著しく低下させる可能性があります。

テストステロン補充療法とは?その効果と注意点

テストステロン補充療法で男性更年期の症状が改善される様子
テストステロン補充療法の効果

テストステロン補充療法は、体内のテストステロンレベルが低下している男性に対し、外部からテストステロンを補給することで、関連する症状の改善を目指す治療法です。

男性更年期障害の主な原因は、加齢に伴うテストステロン分泌量の減少です。この減少は、40歳以降の男性で年間約1%ずつ進行すると言われています[3]。テストステロン補充療法は、このホルモンバランスの乱れを是正し、症状の緩和を図ることを目的とします。臨床の現場では、倦怠感や気力の低下を訴える患者さまに、血液検査でテストステロン値が低いことが確認された場合、この治療法を検討することがよくあります。

テストステロン補充療法のメカニズムと期待される効果

テストステロン補充療法は、不足しているテストステロンを補充することで、体内のホルモンバランスを正常に近づけます。これにより、以下のような様々な症状の改善が期待されます。

  • 性機能の改善: 性欲の向上、勃起機能の改善[1]
  • 精神的症状の緩和: 抑うつ感の軽減、気力・集中力の向上、イライラの減少。
  • 身体的症状の改善: 疲労感の軽減、筋力・骨密度の維持、体脂肪の減少[2]
  • 生活の質の向上: 全体的な活力の回復。

これらの効果は、患者さまの症状の重症度や個人の反応によって異なりますが、多くの研究でその有効性が示唆されています[2]

テストステロン補充療法の種類と投与方法

テストステロン補充療法には、いくつかの投与方法があります。当院では、患者さまのライフスタイルや症状、体質に合わせて最適な方法を提案しています。

  • 注射剤: 数週間に一度、医療機関で筋肉注射を行います。比較的安定した血中濃度を維持しやすいとされています。
  • 経皮吸収型製剤(ジェル・パッチ): 毎日皮膚に塗布または貼付します。自宅で手軽に投与でき、比較的生理的な血中濃度を再現しやすいのが特徴です。オンライン診療では、このタイプの処方が多く、自宅で治療を続けられる患者さまからは、「通院の手間がなく便利」という声をいただいています。
  • 内服薬: 肝臓への負担や血中濃度の変動が大きいため、現在ではあまり推奨されません。

どの方法を選択するかは、医師との十分な相談の上で決定することが重要です。

テストステロン補充療法の副作用と注意点

テストステロン補充療法は効果が期待できる一方で、いくつかの副作用や注意点も存在します。臨床の現場では、治療開始前と治療中、定期的な検査でこれらのリスクを評価・管理しています。

  • 赤血球増加症: 血液が濃くなり、血栓症のリスクが高まる可能性があります。定期的な血液検査でヘマトクリット値を監視します。
  • 前立腺肥大症の悪化・前立腺がんのリスク: 既存の前立腺肥大症が悪化したり、潜在的な前立腺がんを進行させる可能性が指摘されています。治療前には必ずPSA(前立腺特異抗原)検査を行い、治療中も定期的なPSA測定と直腸診が推奨されます[4]
  • 睡眠時無呼吸症候群の悪化: 既存の睡眠時無呼吸症候群がある場合、症状が悪化する可能性があります。
  • 精子形成抑制: テストステロンの補充により、自身の精子形成が抑制されることがあります。将来的に子供を希望される場合は、治療前に医師と十分に相談する必要があります。
⚠️ 注意点

テストステロン補充療法は、必ず医師の診断と管理のもとで行われるべき治療です。自己判断での使用は、重篤な健康被害につながる可能性があります。

オンライン診療でのテストステロン補充療法

近年、オンライン診療の普及により、テストステロン補充療法もより手軽に受けられるようになりました。特に、忙しい方や遠隔地にお住まいの方にとって、大きなメリットがあります。

オンライン診療の流れ

  1. 予約: 当院のウェブサイトから、ご希望の日時にオンライン診療を予約します。
  2. 問診・診察: 事前に問診票にご記入いただき、ビデオ通話を通じて医師が症状や既往歴を詳しく伺います。必要に応じて、血液検査などの指示が出されます。
  3. 処方: 検査結果や診察内容に基づき、医師がテストステロン補充療法の適応と判断した場合、適切な薬剤を処方します。
  4. 薬剤配送: 処方された薬剤は、ご自宅へ直接配送されます。これにより、薬局へ行く手間も省けます。

オンライン診療の利便性とプライバシー保護

  • 時間と場所の制約がない: 自宅や職場など、どこからでも診察を受けられます。通院のための移動時間や待ち時間が不要です。
  • プライバシーの保護: 男性更年期の症状はデリケートな問題であり、対面での受診に抵抗を感じる方もいらっしゃいます。オンライン診療であれば、他人の目を気にすることなく、安心して相談できます。当院では、患者さまが安心して相談できるよう、プライバシーに配慮した環境を整えています。
  • 継続しやすい: 定期的な診察や薬剤の受け取りが容易になるため、治療の継続率が高まる傾向にあります。

料金プランと定期配送オプション

当院では、患者さまが安心して治療を続けられるよう、複数の料金プランをご用意しています。また、定期的に薬剤が必要な方には、定期配送オプションもございます。これにより、毎回注文する手間を省き、治療の中断を防ぐことができます。詳細については、診察時に医師またはスタッフにご相談ください。

生活習慣によるテストステロン向上は可能?

健康的な生活習慣でテストステロン値を自然に高める男性
生活習慣とテストステロン向上

テストステロン補充療法と並行して、またはその前段階として、生活習慣の改善はテストステロンレベルの向上に大きく寄与する可能性があります。当院では、補充療法を検討される患者さまにも、まず生活習慣の見直しをお勧めしています。臨床の現場では、生活習慣の改善によって症状が緩和され、補充療法が不要になったケースも経験します。

テストステロンを増やす食事とは?

食事はテストステロンレベルに直接影響を与える重要な要素です。バランスの取れた食生活を心がけることが、テストステロンの産生をサポートします。

  • タンパク質: 筋肉の維持・増強に不可欠であり、テストステロンの材料にもなります。赤身肉、鶏肉、魚、卵、大豆製品などを積極的に摂取しましょう。
  • 健康的な脂質: テストステロンはコレステロールから作られるため、健康的な脂質の摂取が重要です。アボカド、ナッツ類、オリーブオイル、青魚(DHA・EPA)などに含まれる不飽和脂肪酸を意識して摂りましょう。
  • ビタミン・ミネラル: 特に亜鉛、マグネシウム、ビタミンDはテストステロン産生に深く関与しています。牡蠣、レバー、ナッツ、緑黄色野菜、きのこ類などをバランス良く摂取しましょう。
  • 加工食品や糖質の過剰摂取を控える: これらは肥満につながりやすく、テストステロン低下の一因となることがあります。

テストステロンを高める運動習慣とは?

適切な運動は、テストステロン分泌を促進し、男性更年期症状の改善に役立ちます。特に、筋力トレーニングが効果的です。

  • 筋力トレーニング(レジスタンストレーニング): スクワット、デッドリフト、ベンチプレスなどの複合関節運動は、テストステロン分泌を刺激する効果が高いとされています。週に2〜3回、高強度で行うことが推奨されます。
  • 高強度インターバルトレーニング(HIIT): 短時間に高負荷と休憩を繰り返す運動も、テストステロン増加に有効である可能性があります。
  • 適度な有酸素運動: ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動も、全身の健康維持や体脂肪減少に役立ち、間接的にテストステロンレベルの維持に貢献します。ただし、過度な有酸素運動はかえってテストステロンを低下させる可能性もあるため、バランスが重要です。

運動を始める際は、無理のない範囲から徐々に強度を上げていくことが大切です。特に持病がある方は、事前に医師に相談しましょう。

睡眠とストレス管理の重要性

睡眠不足や慢性的なストレスは、テストステロンレベルを低下させる大きな要因となります。処方後のフォローアップでは、患者さまの睡眠の質やストレスレベルを確認するようにしています。

  • 十分な睡眠: テストステロンは主に睡眠中に分泌されるため、質の良い睡眠を7〜8時間確保することが重要です。就寝前のカフェイン摂取やスマートフォンの使用を控え、リラックスできる環境を整えましょう。
  • ストレス管理: 慢性的なストレスは、コルチゾールというストレスホルモンを分泌させ、テストステロンの産生を抑制します。趣味の時間を持つ、瞑想、深呼吸、適度な運動など、自分に合ったストレス解消法を見つけることが大切です。

対面診療とオンライン診療の使い分け

男性更年期対策において、対面診療とオンライン診療はそれぞれ異なるメリットがあり、症状や状況に応じて使い分けることが重要です。当院では、患者さまのニーズに合わせて柔軟な選択肢を提供しています。

項目対面診療オンライン診療
診察の深さ触診や詳細な身体診察が可能視覚・聴覚情報が主だが、問診で補完
利便性通院が必要、待ち時間が発生する場合あり自宅で受診可能、移動・待ち時間不要
プライバシー医療機関で対面自宅で完結、他人の目を気にせず相談しやすい
検査院内で実施可能連携医療機関での受診や郵送検査キットを利用
費用診察料・検査料・薬剤費診察料・検査料(郵送等)・薬剤費・システム利用料等

対面診療が推奨されるケース:

  • 初めての受診で、症状が複雑または重い場合。
  • 詳細な身体診察や、院内での迅速な検査が必要な場合。
  • 注射による補充療法を希望する場合。

オンライン診療が推奨されるケース:

  • 症状が安定しており、定期的な処方や経過観察が主な目的の場合。
  • 通院が困難な方、忙しくて時間が取れない方。
  • プライバシーを重視し、自宅で相談したい方。

当院では、患者さま一人ひとりの状況に合わせて、最適な診療形態をご提案いたします。まずはご自身の症状やライフスタイルを考慮し、どちらの診療形態が適しているかご検討ください。迷われた場合は、お気軽にご相談いただければ、適切なアドバイスをさせていただきます。

まとめ

男性更年期対策としてのテストステロン補充と生活習慣改善
男性更年期対策のまとめ

男性更年期障害は、テストステロンの低下によって引き起こされる様々な症状を伴い、男性のQOLに大きな影響を与える可能性があります。テストステロン補充療法は、これらの症状を緩和し、生活の質を向上させる有効な治療選択肢の一つです。特にオンライン診療は、その利便性とプライバシー保護の観点から、多くの患者さまにとってアクセスしやすい方法となっています。

また、食事、運動、睡眠、ストレス管理といった生活習慣の改善も、テストステロンレベルの維持・向上に不可欠です。治療を検討する際には、医師と十分に相談し、ご自身の症状や健康状態、ライフスタイルに合わせた最適な治療計画を立てることが重要です。

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よくある質問(FAQ)

テストステロン補充療法は、誰でも受けられますか?
テストステロン補充療法は、血液検査でテストステロン値が低く、かつ男性更年期症状が認められる方に適応となります。前立腺がんや重度の睡眠時無呼吸症候群など、特定の疾患がある場合は治療ができないことがあります。必ず医師の診察と検査に基づいて判断されます。
オンライン診療でテストステロン補充療法を受ける際の注意点はありますか?
オンライン診療では、対面での身体診察ができないため、問診や検査結果がより重要になります。必要に応じて連携医療機関での対面検査をお願いすることもあります。また、薬剤の自己管理が求められるため、医師の指示を正確に守ることが大切です。
生活習慣の改善だけでテストステロン値を十分に上げられますか?
生活習慣の改善は、テストステロン値の維持・向上に非常に重要であり、軽度なテストステロン低下であれば症状の改善が期待できることもあります。しかし、加齢による顕著な低下や重度の症状がある場合は、補充療法と併用することでより効果的な改善が見込めます。医師と相談し、最適なアプローチを見つけることが大切です。
テストステロン補充療法は保険適用になりますか?
男性更年期障害に対するテストステロン補充療法は、保険適用となる場合があります。ただし、適用には一定の診断基準や検査結果が必要です。当院では自由診療での提供となりますが、診察時に保険適用の可否や費用について詳しくご説明いたしますので、ご安心ください。
この記事の監修医
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倉田照久
医療法人御照会 理事長・渋谷文化村通り皮膚科 院長
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