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ディナゲスト錠0.5mg・1mgとは?効果・副作用・飲み方を解説

📋 この記事のポイント

ディナゲスト錠0.5mg・1mgの適応と用量の違い、効果、飲み方、飲み忘れ、不正出血や貧血、禁忌、併用薬をPMDA資料に基づいて解説します。

ディナゲスト錠0.5mg・1mgとは?効果・副作用・飲み方を解説

最終更新日: 2026-09-05
この記事のポイント
  • ディナゲスト錠の有効成分はジエノゲストです。0.5mgと1mgでは対象となる病気と1日量が異なります。
  • 0.5mgは月経困難症に1回1錠を1日2回、1mgは子宮内膜症または子宮腺筋症に伴う疼痛に1回1錠を1日2回服用します。
  • 飲み始めは月経周期2〜5日目で、治療中はホルモン性避妊薬以外の方法で避妊します。ディナゲストは避妊薬ではありません。
  • 不正子宮出血はよくみられ、まれに大量出血や重い貧血に至ることがあります。出血量や体調の変化を記録し、受診の目安を確認しましょう。

ディナゲスト錠は、ジエノゲストを有効成分とする黄体ホルモン製剤です。卵巣機能と子宮内膜細胞の増殖を抑える作用により、0.5mgは月経困難症、1mgは子宮内膜症および子宮腺筋症に伴う疼痛の改善に用いられます。どちらも医師の処方箋が必要です。[1][2]

この記事はPMDAの2025年10月改訂電子添文と患者向医薬品ガイド、再審査報告書を主な根拠として、0.5mgと1mgの違い、効果、飲み方、飲み忘れ、不正出血、禁忌、併用薬、検査を整理します。東京オンラインクリニックでの取扱い、処方可否、保険適用、価格を示す記事ではありません。実際の診断や治療内容、費用は受診先で確認してください。

ディナゲスト錠とは?有効成分と特徴

月経痛とディナゲストについてオンライン診療で相談する女性

ディナゲスト錠0.5mgとディナゲスト錠1mgは、いずれも有効成分としてジエノゲストを含む処方箋医薬品です。ジエノゲストはプロゲステロン受容体に選択的に作用する黄体ホルモン製剤で、卵巣機能の抑制と子宮内膜細胞の増殖抑制によって効果を示すと考えられています。[1][2]

「ディナゲスト」は先発医薬品の商品名、「ジエノゲスト」は有効成分の一般名です。ジエノゲスト錠には複数の後発医薬品がありますが、販売名、規格、適応、剤形、添加剤が同じとは限りません。処方された薬を商品名や錠剤の見た目だけで自己判断せず、処方ラベルや薬剤師の説明を確認してください。

確認項目 ディナゲスト錠0.5mg ディナゲスト錠1mg
有効成分 ジエノゲスト0.5mg/1錠 ジエノゲスト1mg/1錠
効能・効果 月経困難症 子宮内膜症、子宮腺筋症に伴う疼痛の改善
通常の1回量 1錠(0.5mg) 1錠(1mg)
通常の回数 1日2回 1日2回
通常の1日量 1mg 2mg
規格は「副作用の強弱」で選ぶものではありません

0.5mgと1mgは対象となる病気と承認された用量が異なります。症状が軽いから0.5mg、強いから1mgという単純な使い分けではありません。診断と処方内容に従い、錠数や規格を自己調整しないでください。

ディナゲスト錠0.5mgと1mgの違い

0.5mgは月経困難症に用いる

ディナゲスト錠0.5mgの効能・効果は月経困難症です。月経困難症は、月経に伴う下腹部痛、腰痛、頭痛、吐き気などにより日常生活へ支障が出る状態を指します。明らかな器質的疾患がない機能性月経困難症と、子宮内膜症、子宮腺筋症、子宮筋腫などを背景とする器質性月経困難症があります。原因となる病気の有無を確認したうえで治療を選びます。[1][7]

1mgは子宮内膜症・子宮腺筋症の疼痛に用いる

ディナゲスト錠1mgの効能・効果は、子宮内膜症と子宮腺筋症に伴う疼痛の改善です。子宮内膜症は子宮内膜に似た組織が子宮以外の場所で増殖する病気、子宮腺筋症は子宮内膜に似た組織が子宮筋層内に生じる病気です。月経痛だけでなく、月経時以外の下腹部痛、腰痛、性交痛、排便痛などを伴うことがあります。症状だけで病名を決めず、問診、診察、超音波検査などから診断します。[2][7]

同じジエノゲストでも、0.5mgを2錠飲めば1mg製剤と同じ目的に使える、1mgを半分にすれば0.5mg製剤の代わりになる、とは限りません。承認された効能・用法と製剤設計が異なるため、切替えや分割は処方医・薬剤師へ確認してください。

ディナゲストの効果と作用の仕組み

ジエノゲストはプロゲステロン受容体へ作用し、卵巣機能を抑えてエストラジオール濃度を低下させるとともに、子宮内膜細胞の増殖を抑えます。0.5mgでは月経時の下腹部痛や腰痛などの月経痛を改善し、1mgでは子宮内膜症の症状と子宮腺筋症に伴う疼痛を改善します。病変を完全に消失させる、将来の再発を必ず防ぐ、妊娠しやすくすることを保証する薬ではありません。[1][2]

作用 体内で起こる変化 治療上の目的
卵巣機能の抑制 排卵や卵巣ホルモンの周期的な変動を抑える 月経に関連する痛みや症状を軽減する
子宮内膜細胞の増殖抑制 子宮内膜や子宮内膜症病変への刺激を抑える 子宮内膜症の症状や月経困難症を改善する
出血パターンの変化 月経が減る・止まることがある一方、不正出血が続くこともある 効果と副作用の両面から経過を確認する

効果の現れ方や治療期間には個人差があります。期待する効果が得られない場合は漫然と続けず、診断や治療方針を見直します。痛みの強さ、出血日数、鎮痛薬の使用、生活への影響を記録しておくと、継続や変更を判断する材料になります。

臨床試験結果をどう見るか

0.5mgの国内第III相試験では、月経困難症患者94例を対象に、ジエノゲスト1mg/日とプラセボを12週間比較しました。月経困難症スコアの調整済み変化量はジエノゲスト群−3.4、プラセボ群−1.0で、群間差は−2.4(95%信頼区間−3.1〜−1.8)、p<0.001でした。[1]

1mgの子宮内膜症を対象とした国内第III相試験では、2mg/日を24週間投与した群で、投与終了時の全般改善度が「改善」以上だった割合は78.1%(100/128例)でした。また、子宮腺筋症患者67例のプラセボ対照試験では、16週時の疼痛スコア変化量がジエノゲスト群−3.8、プラセボ群−1.4で、プラセボに対する優越性が検証されました。[2][6]

対象 主な試験条件 主な結果
月経困難症 0.5mg錠を1日2回、12週間 月経困難症スコアの変化量でプラセボとの差を確認
子宮内膜症 1mg錠を1日2回、24週間 全般改善度「改善」以上78.1%
子宮腺筋症に伴う疼痛 1mg錠を1日2回、16週間 疼痛スコア変化量−3.8、プラセボ−1.4

これらは選択基準を満たした集団での試験結果です。個人が同じ期間で同じ程度に改善することを保証する数字ではなく、試験ごとに対象者、評価項目、観察期間が異なります。効果だけでなく、不正出血や貧血などの安全性も一緒に評価します。

ディナゲスト錠の飲み方と開始時期

スマートフォンで朝夕の服用予定を確認する女性

0.5mgと1mgはいずれも、通常は月経周期2〜5日目から開始し、1日2回服用します。0.5mgは1回1錠で1日量1mg、1mgは1回1錠で1日量2mgです。朝夕など処方された時刻に続け、体調がよくなっても自己判断で中止・減量しないでください。[3][4]

規格 通常の服用 開始時期 対象
0.5mg 1回1錠を1日2回 月経周期2〜5日目 月経困難症
1mg 1回1錠を1日2回 月経周期2〜5日目 子宮内膜症、子宮腺筋症に伴う疼痛

服用を続けるときのポイント

  • コップ1杯程度の水またはぬるま湯で服用する
  • 毎日ほぼ同じ時刻になるよう、朝夕の生活行動と結びつける
  • PTPシートから錠剤だけを取り出して服用する
  • 出血があっても自己判断で中止せず、量や日数を記録して相談する
  • 他院を受診したり市販薬を購入したりするときも、服用中と伝える

食事によって吸収が少し遅れることはありますが、電子添文では食前・食後の指定はありません。具体的な服用時刻は処方指示を優先します。錠剤をPTPシートごと飲み込むと食道などを傷つけるおそれがあるため、必ずシートから取り出してください。

ディナゲスト錠を飲み忘れたときの対応

患者向医薬品ガイドでは、気づいた時点で1回分を服用し、次の服用時刻が近い場合は1回とばして次の時刻に1回分を服用するよう案内されています。2回分を一度に服用してはいけません。何回忘れたか分からない、出血が増えた、妊娠の可能性を否定できない場合は、薬のシートと服用記録を手元に置いて医師・薬剤師へ確認してください。[3][4]

状況 患者向医薬品ガイドに基づく対応
飲み忘れに気づき、次の時刻まで余裕がある 気づいた時点で1回分を服用する
次の服用時刻が近い 忘れた1回分をとばし、次の時刻に1回分を服用する
複数回忘れた・回数が不明 2回分をまとめて飲まず、医師・薬剤師へ確認する
多く服用した 異常を感じたら医師・薬剤師へ相談する

ディナゲストの飲み忘れ対応は、低用量ピルや他のホルモン剤と同じとは限りません。別の薬の説明を流用せず、ディナゲストの患者向医薬品ガイドと個別の処方指示を優先してください。

不正子宮出血と貧血で注意すること

大量出血や貧血症状がある場合

出血量が多く長く続く、一度に大量の出血がある、体がだるい、めまい、頭痛、耳鳴り、動悸、息切れなどがある場合は、重い貧血の可能性があります。次の予約日を待たず、速やかに処方医または医療機関へ相談してください。意識が遠のく、立てない、息苦しさが強いなど緊急性が高いと感じる場合は、救急受診を検討します。[1][2]

不正子宮出血はディナゲストでよくみられる副作用です。電子添文の副作用集計では0.5mgで93.8%、1mgで88.3%と記載されています。ただし、試験の対象者や観察期間を含む集計値であり、出血の量・日数・重症度が全員同じという意味ではありません。少量の出血が続く場合から、一度に大量の出血が起こる場合まで個人差があります。[1][2]

出血があるからといって必ず治療失敗とは限りませんが、薬の副作用だけと決めつけることもできません。長期間続く場合は、悪性腫瘍など別の原因との鑑別が必要です。出血日、ナプキン交換回数、大きな血の塊、痛み、めまいなどを記録し、必要に応じて血液検査、画像診断、細胞診などを受けます。

状態 確認・対応の目安
少量でも出血が持続する 日数と量を記録し、定期受診で共有する
出血量が多い・長い 次回予約を待たず処方医へ連絡する
大量出血、強いだるさ、動悸、息切れ 重い貧血の可能性を考え、速やかに医療機関を受診する
出血が長期間続く 画像診断や病理学的検査を含め、他の原因を確認する

ほてり・頭痛などその他の副作用

0.5mgの電子添文には頭痛、ほてり、めまい、不眠、動悸、悪心、腹痛、便秘、貧血、倦怠感、浮腫、体重増加などが記載されています。1mgでは、ほてり20.6%、頭痛、不正子宮出血88.3%のほか、めまい、動悸、乳房症状、悪心、貧血、倦怠感、体重増加などが記載されています。症状が続く、生活に支障が出る、急に悪化する場合は医師へ相談してください。[1][2]

ジエノゲストは卵巣機能を抑えるため、ほてり、頭痛、気分の落ち込みなど低エストロゲン状態に関連する症状が現れることがあります。体重増加も副作用欄に記載されていますが、服用すれば必ず太るという意味ではありません。むくみ、食事量、活動量、他の病気なども含めて評価します。

直ちに相談が必要な重大な副作用

重大な副作用 主な自覚症状 対応
重篤な不正子宮出血・重度の貧血 大量出血、強いだるさ、めまい、頭痛、耳鳴り、動悸、息切れ 速やかに医療機関へ相談・受診
アナフィラキシー 全身のかゆみ、じんましん、喉のかゆみ、ふらつき、動悸、息苦しさ 服用を中止し、直ちに医療機関を受診

重大な副作用の頻度は電子添文で頻度不明です。症状が軽く見えても、呼吸困難や全身症状を伴う場合は様子を見ないでください。受診時にはディナゲストを服用中であること、規格、最後に服用した時刻を伝えます。

服用できない人・注意が必要な人

服用できない主なケース

0.5mgと1mgの電子添文では、次の状態を禁忌としています。該当するかどうかは診察が必要です。[1][2]

  • 診断のつかない異常性器出血がある
  • 妊娠中または妊娠している可能性がある
  • 本剤の成分に対する過敏症の既往がある
  • 高度の子宮腫大または重度の貧血がある

高度の子宮腫大や重度の貧血がある場合は、不正子宮出血が悪化して大量出血を起こすおそれがあります。診断がついていない出血がある場合は、類似症状を示す悪性腫瘍などを先に確認します。

処方前に必ず伝えたい病気・状態

子宮筋腫、うつ病・うつ状態またはその既往、最大骨塩量に達していない可能性、肝機能障害、授乳中であることは、処方前に伝えてください。貧血がある場合は、必要に応じてディナゲスト開始前に貧血の治療を行います。ほかの婦人科疾患、現在の出血量、過去の治療、すべての薬・サプリメントも確認します。

妊娠・授乳・避妊に関する注意

妊娠中または妊娠している可能性がある人はディナゲストを服用できません。開始前に妊娠していないことを確認し、月経周期2〜5日目から服用します。治療中は、コンドームなどホルモン性避妊薬以外の方法で避妊してください。ディナゲストは排卵を抑えることがありますが、避妊薬として承認された薬ではなく、服用中も妊娠を確実に防げるとはいえません。[1][3]

授乳中は「授乳しないことが望ましい」とされています。動物実験で乳汁中への移行が報告されているため、授乳の継続、休止、治療の選択について医師へ相談してください。服用中に妊娠が分かった、妊娠の可能性がある、月経開始日の判断がつかない場合は、自己判断で服用を続けず速やかに処方医へ確認します。

低用量ピルとの併用は自己判断しない

卵胞ホルモン含有製剤はディナゲストの効果を弱める可能性があり、黄体ホルモン含有製剤はプロゲステロン作用を強める可能性があります。避妊目的を含め、別のホルモン薬を追加・中止する前に処方医へ確認してください。

併用薬・サプリメントで注意すること

ジエノゲストは主にCYP3A4という酵素で代謝されます。CYP3A4を阻害する薬は血中濃度を上げ、誘導する薬は血中濃度を下げて効果を弱める可能性があります。また、卵胞ホルモンまたは黄体ホルモンを含む薬との併用にも注意が必要です。[1][2]

注意する薬 主な例 考えられる影響
CYP3A4阻害剤 クラリスロマイシン、エリスロマイシン、イトラコナゾール、フルコナゾールなど ジエノゲストの血中濃度が上昇するおそれ
CYP3A4誘導剤 リファンピシン、フェニトイン、フェノバルビタール、カルバマゼピンなど 血中濃度が低下し、有効性が弱まるおそれ
卵胞ホルモン含有製剤 エストラジオール誘導体、エストリオール誘導体、結合型エストロゲン製剤など エストロゲン依存性疾患に対する治療効果が弱まる可能性
黄体ホルモン含有製剤 プロゲステロン、メドロキシプロゲステロン、ノルエチステロン、ジドロゲステロンなど プロゲステロン作用が増強する可能性

表は主な例であり、ここにない薬なら安全という意味ではありません。処方薬、市販薬、漢方薬、サプリメント、健康食品を含め、使用中のものをすべて医師・薬剤師へ伝えてください。お薬手帳、現物、写真など、成分と用量が確認できるものを用意すると安全確認に役立ちます。

服用中に必要な診察と検査

診察で出血日と体調の記録を医療者へ伝える女性

服用中は、痛みの改善だけでなく、不正出血、貧血症状、ほてり、頭痛、気分の変化なども確認します。卵巣チョコレート嚢胞がある場合は、自然経過で悪性化を示唆する報告があるため、定期的な画像診断や腫瘍マーカーなどの検査を行います。投与中に腫瘤が大きくなる、症状が改善しない場合は治療を見直します。[1][2]

不正出血がある場合は必要に応じて血液検査を行い、貧血の有無を確認します。長期間にわたり出血が続く場合は、悪性腫瘍など他の原因との鑑別のため、画像診断や細胞診などを検討します。1年を超えて使用する場合は、治療上必要かを定期的に判断し、血液検査や骨塩量検査などで状態を確認します。最大骨塩量に達していない人では、骨密度低下の可能性を踏まえて継続を慎重に判断します。

記録・検査 確認する目的
痛みの強さ・鎮痛薬の使用 治療効果と生活への影響を確認する
出血日数・量・血の塊 不正出血の程度と受診の必要性を判断する
血液検査 貧血や肝機能などを確認する
画像診断・必要に応じた細胞診 病変の変化や出血の別原因を確認する
骨塩量検査 長期投与や若年者で骨密度低下の可能性を確認する

オンライン診療を利用する場合でも、大量出血、強い貧血症状、腫瘤の増大が疑われる、診断がつかない出血があるなど、対面での診察・検査が必要になることがあります。診療形式より安全性を優先し、医師の案内に従ってください。

低用量ピルなど他のホルモン治療薬との違い

ディナゲストは黄体ホルモン作用を示すジエノゲスト単剤です。低用量ピルやLEP製剤は一般に卵胞ホルモンと黄体ホルモンを組み合わせた配合剤で、含まれる成分、適応、血栓症を含む注意点、飲み方が異なります。また、プラノバールの効果・副作用やフリウェルの効果・副作用に記載される薬と、ディナゲストを自己判断で置き換えることはできません。

比較項目 ディナゲスト 卵胞ホルモン・黄体ホルモン配合剤
成分構成 ジエノゲスト単剤 卵胞ホルモン+黄体ホルモン
主な適応 規格により月経困難症、子宮内膜症、子宮腺筋症に伴う疼痛 製品により月経困難症、避妊などが異なる
避妊 避妊薬ではない 製品の承認内容によって異なる
確認点 不正出血、貧血、骨密度、妊娠、併用薬 製品ごとの血栓症リスク、禁忌、用法など

適した治療は、病名、痛みや出血の程度、年齢、妊娠希望、貧血、子宮の大きさ、既往歴、併用薬などによって異なります。ピルのオンライン診療に関する一般情報も、ディナゲストの取扱い、処方可否、価格を示すものではありません。薬を比較するときは、商品名だけでなく適応と成分を確認してください。

まとめ

ディナゲスト錠はジエノゲストを有効成分とする黄体ホルモン製剤です。0.5mgは月経困難症に1回1錠を1日2回、1mgは子宮内膜症または子宮腺筋症に伴う疼痛に1回1錠を1日2回服用します。いずれも月経周期2〜5日目から開始し、治療中はホルモン性避妊薬以外の方法で避妊します。飲み忘れても2回分を一度に服用しません。不正出血はよくみられ、大量出血や重い貧血、アナフィラキシーに注意が必要です。規格や錠数を自己調整せず、出血・痛み・体調を記録し、定期的な診察と必要な検査を受けながら処方医の指示に従ってください。

ディナゲスト錠のよくある質問

ディナゲスト錠0.5mgと1mgは何が違いますか?
対象となる病気と通常の1日量が異なります。0.5mgは月経困難症に1回1錠を1日2回、1mgは子宮内膜症または子宮腺筋症に伴う疼痛に1回1錠を1日2回服用します。
ディナゲストは避妊薬ですか?
避妊薬ではありません。治療中は、コンドームなどホルモン性避妊薬以外の方法で避妊します。妊娠の可能性がある場合は服用できません。
飲み忘れた場合はどうしますか?
気づいた時点で1回分を服用します。ただし次の服用時刻が近い場合は1回とばし、次の時刻に1回分を服用します。2回分を一度に飲まないでください。
不正出血はいつまで続きますか?
量や持続期間には個人差があり、一律にはいえません。出血が多い、長く続く、一度に大量に出る、めまい・動悸・息切れがある場合は処方医へ相談してください。
ディナゲストを飲むと生理は止まりますか?
月経がみられなくなることがありますが、不正出血が続く場合もあります。出血パターンには個人差があるため、自己判断で中止せず記録して医師へ伝えてください。
ディナゲストを飲むと太りますか?
電子添文には体重増加や浮腫が記載されていますが、服用すれば必ず太るとはいえません。急な体重変化や強いむくみがある場合は、ほかの原因も含めて医師へ相談してください。

参考文献

  1. PMDA「ディナゲスト錠0.5mg」電子添文・関連資料
  2. PMDA「ディナゲスト錠1mg」電子添文・関連資料
  3. PMDA「ディナゲスト錠0.5mg 患者向医薬品ガイド」2025年10月更新
  4. PMDA「ディナゲスト錠1mg 患者向医薬品ガイド」2025年10月更新
  5. PMDA「ディナゲスト錠1mg 再審査報告書」
  6. PMDA「ディナゲスト錠1mg 子宮腺筋症に伴う疼痛 審査報告書」
  7. 日本産科婦人科学会「産婦人科診療ガイドライン―婦人科外来編2023」
この記事の医療監修体制

東京オンラインクリニックの公開済み医療監修体制に基づき確認しています。

医師:倉田照久、吉井恭平、丸岩裕磨、高他大暉、吉田春生、岩本英里、樋口泰亮、中澤良太、實森弓人、堀江祐以
薬剤師:佐藤義朗

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