📋 この記事のポイント
ザガーロとデュタステリドジェネリックの比較、それぞれの価格相場、信頼できるオンライン処方のメリットと手順、個人輸入の危険性について専門医が詳しく解説します。
ザガーロ ジェネリックとは?費用とオンライン処方
ザガーロとデュタステリドジェネリックの違いとは?

ザガーロとデュタステリドジェネリックは、どちらも男性型脱毛症(AGA)治療に用いられる医薬品ですが、その違いは主に先発医薬品か後発医薬品かという点にあります。有効成分は同じ「デュタステリド」であり、同様の効果が期待できます。
ザガーロは、グラクソ・スミスクライン株式会社が開発した先発医薬品で、2015年に日本で製造販売が承認されました[4]。一方、デュタステリドジェネリックは、ザガーロの特許期間満了後に他の製薬会社から製造・販売されるようになった後発医薬品です。有効成分は同じであるため、効果や安全性も同等であるとされていますが、費用面で大きな違いがあります。当院では、患者さまの経済的な負担を考慮し、ジェネリック医薬品の選択肢も積極的にご提案しています。特に長期にわたる治療が必要なAGAにおいて、費用は治療継続の重要な要素となるため、初診時に「費用を抑えたい」と相談される患者さまも少なくありません。
デュタステリドの作用機序:AGAにどう働く?
デュタステリドは、5α-還元酵素という酵素の働きを阻害することで、AGAの進行を抑制します。5α-還元酵素にはⅠ型とⅡ型があり、これらが男性ホルモンであるテストステロンを、より強力なジヒドロテストステロン(DHT)へと変換します。DHTは毛乳頭細胞に存在するアンドロゲン受容体と結合し、毛髪の成長期を短縮させることで、軟毛化や脱毛を引き起こします。
デュタステリドは、このⅠ型およびⅡ型の両方の5α-還元酵素を阻害する作用を持つため、DHTの生成を強力に抑制し、AGAの進行を効果的に食い止めることが期待されます[4]。フィナステリドが主にⅡ型5α-還元酵素に作用するのに対し、デュタステリドは両方の型に作用するため、より高いDHT抑制効果が報告されています。
先発薬とジェネリック薬の品質は同じ?
ジェネリック医薬品は、先発医薬品と有効成分、含有量、効能・効果、用法・用量が同じであると厚生労働省によって認められた医薬品です。製造過程での添加物や製剤技術の違いはありますが、品質、有効性、安全性については先発医薬品と同等であることが求められます。具体的には、先発医薬品と同等の生物学的同等性試験をクリアする必要があります。
これにより、ジェネリック医薬品は先発医薬品と同じ治療効果を期待できる一方で、開発費用がかからない分、安価に提供できるというメリットがあります。これは、長期的な治療が必要な慢性疾患において、患者さまの経済的負担を軽減する上で非常に重要です。海外の研究では、デュタステリドのようなAGA治療薬の費用対効果についても分析されており、ジェネリック医薬品の利用は医療費全体の抑制にも寄与すると考えられます[1][2][3]。
- ジェネリック医薬品(後発医薬品)
- 先発医薬品の特許期間満了後に、同じ有効成分、同じ効能・効果で製造・販売される医薬品のこと。開発費用が抑えられるため、一般的に先発医薬品よりも安価に提供されます。
デュタステリドジェネリック一覧と選択のポイント
デュタステリドジェネリックは、ザガーロの特許期間が満了した後に、複数の製薬会社から販売されています。これらのジェネリック医薬品は、有効成分であるデュタステリドの含有量(0.5mg)や効果は先発薬と同等ですが、製品名、形状、価格、添加物などに違いが見られます。
当院では、患者さまが安心して治療を継続できるよう、信頼性の高い製薬会社のジェネリック医薬品を複数取り扱っています。診察の際には、それぞれのジェネリック医薬品の特徴や価格について詳しく説明し、患者さまの希望や体質に合わせた選択をサポートしています。例えば、錠剤の大きさや飲みやすさ、アレルギーの有無などを考慮して、最適な選択肢を一緒に検討します。
主なデュタステリドジェネリック製剤の種類
現在、日本国内で承認されているデュタステリドジェネリックには、以下のような製品があります。これらはすべて、ザガーロと同じく0.5mgのデュタステリドを含有しています。
- デュタステリドカプセル0.5mgZA「あすか」:あすか製薬株式会社
- デュタステリドカプセル0.5mgZA「サワイ」:沢井製薬株式会社
- デュタステリドカプセル0.5mgZA「トーワ」:東和薬品株式会社
- デュタステリドカプセル0.5mgZA「オーハラ」:大原薬品工業株式会社
これらの製品は、厚生労働省の承認を受けているため、品質や安全性については問題ありません。ただし、製造元によってカプセルの色や形状、PTPシートのデザインなどが異なる場合があります。
ジェネリック薬を選ぶ際の注意点と確認事項
デュタステリドジェネリックを選ぶ際には、以下の点に注意し、医師や薬剤師と相談することが重要です。
- 価格: ジェネリック医薬品の最大のメリットは価格です。複数のジェネリック医薬品の中から、最も経済的な選択肢を選ぶことができます。
- カプセルの形状・色: 製品によってはカプセルの形状や色が異なるため、飲みやすさや視覚的な好みも考慮に入れると良いでしょう。
- 添加物: ごく稀に、添加物に対してアレルギー反応を示す方もいらっしゃいます。過去に薬でアレルギーを起こした経験がある場合は、必ず医師に伝えるようにしましょう。
- 医療機関での取り扱い: 医療機関によって取り扱っているジェネリック医薬品の種類が異なります。希望する製品がある場合は、事前に確認することをおすすめします。
当院では、処方後のフォローアップで、副作用の有無だけでなく、患者さまが治療を継続できているか、効果の実感があるかを確認するようにしています。特に、ジェネリックに変更した患者さまからは、「以前と変わらず効果を実感できているのに、費用が抑えられて助かる」という声をよくいただきます。
ザガーロの価格相場は?クリニックでの費用比較

AGA治療薬であるザガーロ(デュタステリド)は、保険適用外の自由診療となるため、医療機関によって価格設定が異なります。そのため、治療を検討する際には、複数のクリニックの価格を比較検討することが重要です。
当院では、患者さまが安心して治療を始められるよう、明瞭な料金体系を心がけています。初診時に「どのくらいの費用がかかるのか不安」と相談される患者さまも少なくありませんが、当院では診察料や薬代を含めた総額を事前に提示し、納得いただいた上で治療を開始しています。
ザガーロ(先発薬)とデュタステリドジェネリックの価格差
ザガーロの先発薬とデュタステリドジェネリックでは、一般的に価格に大きな差があります。ジェネリック医薬品は開発コストが抑えられるため、先発薬よりも安価に提供されるのが通例です。
| 項目 | ザガーロ(先発薬) | デュタステリドジェネリック |
|---|---|---|
| 1ヶ月あたりの目安価格 | 約8,000円~12,000円 | 約4,000円~8,000円 |
| 有効成分 | デュタステリド0.5mg | デュタステリド0.5mg |
| 開発元 | グラクソ・スミスクライン株式会社 | 複数の国内製薬会社 |
| 承認 | 厚生労働省承認済み | 厚生労働省承認済み |
上記の価格はあくまで目安であり、医療機関の診察料や処方期間、キャンペーンなどによって変動します。オンライン診療では、一般的に実店舗型のクリニックよりも診察料が安価に設定されていることが多く、全体的な費用を抑えられる可能性があります。
オンライン診療での料金プランと定期配送オプション
オンライン診療を提供するクリニックでは、患者さまの利便性を高めるために、様々な料金プランや定期配送オプションを用意している場合があります。当院でも、患者さまが治療を継続しやすいよう、以下のようなサービスを提供しています。
- 複数月まとめ処方割引: 3ヶ月分や6ヶ月分など、まとめて処方を受けることで1ヶ月あたりの費用が割引になるプラン。
- 定期配送サービス: 毎月または数ヶ月ごとに自動で医薬品が自宅に届くサービス。薬の買い忘れを防ぎ、治療の中断リスクを減らせます。
- 診察料無料または低価格: オンライン診療では、診察料を無料にしたり、実店舗よりも低価格に設定しているクリニックが多く見られます。
これらのオプションを活用することで、AGA治療の費用負担を軽減し、より手軽に治療を継続することが可能になります。特に、自宅で治療を続けられる患者さまからは、「毎月クリニックに通う手間が省けて便利」「薬が自動で届くので、忙しくても治療を続けられる」という声をいただいています。
デュタステリドの個人輸入はなぜ危険?
インターネット上では、デュタステリドを含むAGA治療薬が個人輸入代行サイトを通じて販売されていることがあります。しかし、医療機関を介さずに医薬品を個人輸入することは、様々なリスクを伴い、推奨されません。
当院の診察の中で、「個人輸入を検討したが、偽物ではないか不安になった」「副作用が出た場合にどうすれば良いか分からず、結局受診した」という患者さまが多くいらっしゃいます。個人輸入には、薬の品質や安全性に関する保証がないため、予期せぬ健康被害につながる可能性があります。
偽造薬・粗悪品の危険性とは?
個人輸入で入手する医薬品の中には、有効成分が全く含まれていない偽造薬や、不純物が混入した粗悪品が紛れている可能性があります。また、表示されている成分量と実際の含有量が異なるケースも報告されており、これにより期待する効果が得られないだけでなく、健康被害を引き起こす危険性があります。
個人輸入された医薬品は、日本の医薬品医療機器等法に基づく品質・有効性・安全性の確認がされていません。万一健康被害が生じても、医薬品副作用被害救済制度の対象外となるため、十分な注意が必要です。
健康被害や副作用への対応はどうなる?
医療機関で処方された医薬品であれば、万が一副作用が生じた場合でも、医師が適切な処置を行い、必要に応じて医薬品副作用被害救済制度を利用することができます。しかし、個人輸入した医薬品で健康被害が生じた場合、その原因が医薬品にあるのか、他の要因によるものなのかを特定することが困難であり、適切な医療を受けるのが遅れる可能性があります。
また、個人輸入した医薬品は、日本の医療機関ではその安全性や品質を保証できないため、医師も適切な診断や治療方針を立てることが難しくなります。安全なAGA治療のためには、必ず医療機関を受診し、医師の診察のもとで処方された医薬品を使用することが不可欠です。
なぜ医療機関での処方が推奨されるのか?
医療機関での処方には、以下のようなメリットがあります。
- 医師による診断: AGAの診断は専門医が行うべきであり、他の脱毛症との鑑別も重要です。
- 適切な処方: 患者さまの健康状態や既往歴、他の服用薬などを考慮し、最適な薬剤と用量を処方します。
- 副作用の管理: 副作用のリスクや対処法について説明し、定期的な診察で健康状態をチェックします。
- 安心の品質: 国内で承認された医薬品は、厳格な品質管理のもとで製造されており、安心して使用できます。
当院では、患者さまにご自身の写真を複数枚送っていただき、それを基に医師が視診を行います。この際、頭皮の状態や脱毛の進行度を詳細に確認し、適切な診断と治療方針を決定しています。オンライン診療でも、対面診療と同等の質の高い医療を提供できるよう努めています。
デュタステリドのオンライン処方の流れと利便性

AGA治療薬であるデュタステリドの処方をオンラインで受けることは、時間や場所の制約を受けずに治療を始めたい方にとって非常に便利な選択肢です。オンライン診療は、自宅や外出先からでも専門医の診察を受け、必要な医薬品を処方してもらうことができます。
オンライン診療では、「クリニックに行く時間がなかなか取れない」「AGA治療をしていることを知られたくない」という相談が特に多いです。オンライン診療は、これらの患者さまのニーズに応える形で、プライバシーを守りつつ、手軽に専門的な医療を受けられる環境を提供しています。
オンライン診療の予約から診察までのステップ
- 予約: まずは、オンライン診療を提供しているクリニックのウェブサイトから予約を行います。多くの場合、希望日時や個人情報を入力するだけで簡単に予約が完了します。
- 問診票の記入: 予約後、オンラインで問診票に記入します。既往歴、現在の健康状態、服用中の薬、アレルギーの有無、AGAの症状など、詳細な情報を入力します。
- オンライン診察: 予約した時間になると、スマートフォンやPCを通じて医師とのビデオ通話による診察が始まります。問診票の内容に基づき、医師が症状や健康状態を詳しく確認し、デュタステリドの処方が適切かどうかを判断します。
当院のオンライン診療では、患者さまのプライバシーを最大限に尊重し、安心して相談できる環境を整えています。ビデオ通話では、患者さまの顔色や表情だけでなく、必要に応じて頭皮の状態を画面越しに確認することもあります。
処方から医薬品の配送までの流れ
- 処方: 医師の診察の結果、デュタステリドの処方が決定した場合、オンライン上で処方箋が発行されます。
- 決済: 診察料と薬代をオンラインで決済します。クレジットカード決済や銀行振込など、様々な支払い方法が選択可能です。
- 医薬品の配送: 決済完了後、医薬品が自宅や指定の住所に配送されます。多くの場合、プライバシーに配慮した梱包で届けられるため、家族にも内容が知られる心配がありません。
この一連の流れは、すべて自宅で完結するため、通院にかかる時間や交通費を節約できるだけでなく、人目を気にせず治療を始められるという大きなメリットがあります。治療を始めて3ヶ月ほどで「抜け毛が減ってきた」「産毛が生えてきた」とおっしゃる方が多く、オンライン診療の利便性が治療継続に貢献していると感じています。
オンライン診療と対面診療の使い分け
オンライン診療は非常に便利ですが、すべてをオンラインで完結できるわけではありません。症状が複雑な場合や、詳細な検査が必要な場合、あるいは副作用が強く出た場合など、対面診療の方が適しているケースもあります。
オンライン診療と対面診療の使い分けの目安は以下の通りです。
- オンライン診療が適しているケース: AGAの診断が確定しており、継続的な投薬治療を希望する方。忙しくて通院時間が取れない方。プライバシーを重視したい方。
- 対面診療が推奨されるケース: 初めてAGA治療を受ける方で、詳細な頭皮診断や血液検査を希望する方。他の脱毛症の可能性が疑われる方。重篤な基礎疾患がある方。オンライン診療で副作用が強く出た場合。
当院では、オンライン診療で対応が難しいと判断した場合は、速やかに提携医療機関への受診をおすすめするなど、患者さまの安全を最優先に考えています。オンライン診療は、あくまで患者さまのライフスタイルに合わせた治療選択肢の一つとして、適切に活用することが重要です。
まとめ
ザガーロとそのジェネリック医薬品であるデュタステリドは、AGA治療において有効な選択肢です。ジェネリック医薬品は先発薬と同等の効果を期待できる一方で、費用を抑えられるため、長期的な治療を継続する上で大きなメリットがあります。オンライン診療を活用すれば、自宅から手軽に専門医の診察を受け、デュタステリドの処方から医薬品の配送までをスムーズに行うことが可能です。しかし、個人輸入には偽造薬のリスクや健康被害への対応が困難であるため、必ず医療機関を通じて処方を受けるようにしましょう。オンライン診療と対面診療を適切に使い分けることで、ご自身のライフスタイルに合わせた安全で効果的なAGA治療を継続できます。
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オンライン診療を予約するよくある質問(FAQ)
- Michael Naslund, Michael T Eaddy, Eric J Kruep et al.. Cost comparison of finasteride and dutasteride for enlarged prostate in a managed care setting among Medicare-aged men.. The American journal of managed care. 2008. PMID: 18611091
- Emeka I Udeh, Chimaobi G Ofoha, David A Adewole et al.. A cost effective analysis of fixed-dose combination of dutasteride and tamsulosin compared with dutasteride monotherapy for benign prostatic hyperplasia in Nigeria: a middle income perspective; using an interactive Markov model.. BMC cancer. 2017. PMID: 27388750. DOI: 10.1186/s12885-016-2431-x
- F Antoñanzas, F Brenes, J M Molero et al.. [Cost-effectiveness of the combination therapy of dutasteride and tamsulosin in the treatment of benign prostatic hyperlasia in Spain].. Actas urologicas espanolas. 2011. PMID: 21269736. DOI: 10.1016/j.acuro.2010.11.008
- ザガーロ(デュタステリド)添付文書(JAPIC)
- ザガーロ(ザガーロ)添付文書(JAPIC)