📋 この記事のポイント
まつ毛が抜ける・短くなる原因について、専門医が詳しく解説。メイクダメージ、毛周期の乱れ、まつ毛貧毛症、疾患や薬剤の影響まで網羅。オンライン診療のメリットや治療の流れ、対面診療との使い分けもご紹介します。
- ✓ まつ毛が抜ける・短くなる原因は、メイクや生活習慣から疾患まで多岐にわたります。
- ✓ まつ毛の成長サイクルである毛周期を理解し、適切なケアや治療を行うことが重要です。
- ✓ オンライン診療を活用すれば、自宅から専門医の診察を受け、適切な治療薬を処方してもらうことが可能です。
まつ毛が抜ける・短くなるのはなぜ?基本的な原因とメカニズム

まつ毛が抜ける、あるいは短くなる現象は、医学的には「睫毛貧毛症(しょうもうひんもうしょう)」や「マダローシス(madarosis)」と呼ばれ、その原因は多岐にわたります[2]。まつ毛は目の保護という重要な役割を担っており、その変化は見た目の問題だけでなく、目の健康にも影響を及ぼす可能性があります。まつ毛の減少は、自然な生理現象から、特定の疾患、不適切なケア、そして加齢によるものまで様々です。
まつ毛は毛髪と同様に、成長期、退行期、休止期という毛周期(ヘアサイクル)を繰り返しています。健康なまつ毛は、成長期が約1〜2ヶ月と比較的短く、その後退行期を経て休止期に入り、自然に抜け落ちて新しいまつ毛が生えてくるサイクルを繰り返します。しかし、このサイクルが乱れたり、成長期が短縮されたりすると、まつ毛が十分に成長せず、短くなったり、抜けやすくなったりします。当院の診察では、患者さまのまつ毛の状態を詳細に確認し、毛周期の乱れが疑われる場合には、その背景にある原因を丁寧に探るようにしています。
まつ毛の役割と構造とは?
まつ毛は単なる美容的な要素ではなく、目を外部の刺激から守るための重要なバリアです。ホコリ、汗、小さな異物などが目に入るのを防ぎ、また強い日差しや風から目を保護する役割も果たしています。まつ毛は、毛幹(表面に見える部分)と毛根(皮膚の下に埋まっている部分)から構成され、毛根の奥にある毛乳頭や毛母細胞が細胞分裂を繰り返すことで成長します。
まつ毛の平均的な本数は上まぶたに約100〜150本、下まぶたに約50〜75本とされており、長さは約8〜12mmが一般的です。これらのまつ毛が健康に保たれることで、目の防御機能が維持されます。まつ毛が抜ける、あるいは短くなることで、目の乾燥や異物感、アレルギー反応のリスクが高まることも報告されています[3]。初診時に「最近、目が乾きやすくなった気がする」「以前よりゴミが入りやすくなった」と相談される患者さまも少なくありません。
まつ毛が抜ける・短くなる主な原因には何がありますか?
まつ毛が抜ける、短くなる原因は多岐にわたりますが、大きく分けて以下のカテゴリーに分類できます[1][4]。
- 物理的・化学的刺激: メイク、クレンジング、まつ毛パーマ、エクステなどによるダメージ。
- 加齢: 毛周期の乱れや成長期の短縮。
- 疾患: 甲状腺機能低下症、円形脱毛症、アトピー性皮膚炎、眼瞼炎、結膜炎など。
- 薬剤の副作用: 特定の緑内障治療薬や抗がん剤など。
- 栄養不足・ストレス: 全身の健康状態の悪化。
- まつ毛貧毛症: 生理的な原因によりまつ毛が不足する状態。
これらの原因を特定するためには、詳細な問診と視診が不可欠です。当院では、患者さまの生活習慣、病歴、使用中の薬剤などを丁寧にヒアリングし、まつ毛の状態を総合的に評価することで、最適な治療方針を提案しています。
メイクや生活習慣がまつ毛に与えるダメージとは?
メイクや日々の生活習慣は、まつ毛の健康に大きな影響を与えます。特に、不適切なケアはまつ毛の抜け毛や短縮を加速させる原因となることがあります。
不適切なメイクやクレンジングがまつ毛に与える影響は?
マスカラやアイライナーなどのアイメイクは、まつ毛を美しく見せる一方で、使い方を誤ると大きな負担となります。特に、ウォータープルーフタイプのマスカラは落ちにくく、ゴシゴシと強くこするようなクレンジングは、まつ毛の毛根にダメージを与え、抜け毛の原因となります。また、ビューラーでまつ毛を強く挟みすぎたり、カールを維持するために過度に力を入れたりすることも、まつ毛が切れたり抜けたりする原因になりえます。
当院では、メイクによるダメージでまつ毛が細くなったり、部分的に抜け落ちてしまったりする患者さまが多くいらっしゃいます。診察では、普段のメイク方法やクレンジングの習慣について詳しく伺い、まつ毛に優しいケア方法をアドバイスするようにしています。例えば、ポイントメイクリムーバーをコットンにたっぷり含ませ、数秒間まぶたに乗せてマスカラを浮かせた後に優しく拭き取る方法など、具体的な手順を説明することで、患者さまが自宅で実践しやすいようサポートしています。
まつ毛エクステやパーマのリスクとは?
まつ毛エクステンションやまつ毛パーマは、手軽にまつ毛のボリュームやカールアップを叶える人気の美容法ですが、これらもまつ毛に負担をかける可能性があります。エクステの接着剤に含まれる成分がアレルギー反応を引き起こしたり、まつ毛の毛根を傷つけたりすることがあります。また、エクステの重みで自まつ毛が抜けやすくなる「牽引性脱毛」を引き起こすケースも報告されています[4]。まつ毛パーマも、薬剤によるダメージでまつ毛が傷んだり、切れやすくなったりすることがあります。
実際に、エクステを繰り返している患者さまから「自まつ毛がスカスカになってしまった」「以前よりまつ毛が細くなった」といったご相談をよく受けます。このような場合、一時的にエクステやパーマの使用を中止し、まつ毛の回復を促す治療を提案することがあります。当院では、患者さまのまつ毛の状態を詳しく診察し、エクステやパーマの継続がまつ毛の健康に与える影響について具体的に説明することで、ご自身のまつ毛を大切にする意識を高めていただいています。
日常生活でできるまつ毛ケアとは?
まつ毛の健康を保つためには、日々の生活習慣の見直しが不可欠です。
- 適切なクレンジング: アイメイクは専用リムーバーで優しく丁寧に落とし、まつ毛に負担をかけないようにしましょう。
- まつ毛美容液の活用: 保湿成分や栄養成分が配合されたまつ毛美容液を使用することで、まつ毛の乾燥を防ぎ、健やかな成長をサポートできます。
- バランスの取れた食事: ケラチンの生成に必要なタンパク質や、ビタミン、ミネラルを意識的に摂取しましょう。
- 十分な睡眠とストレス管理: 全身の健康状態はまつ毛の成長にも影響します。
これらのセルフケアは、まつ毛の健康を維持し、将来的なトラブルを予防するために非常に重要です。ただし、すでにまつ毛の減少が顕著な場合は、専門医による診断と治療を検討することをお勧めします。
まつ毛貧毛症と毛周期:成長と抜け毛のサイクルを理解する

まつ毛の健康を考える上で重要なのが、まつ毛貧毛症という状態と、まつ毛の成長サイクルである毛周期の理解です。これらはまつ毛の量や長さに直接影響を与えます。
まつ毛貧毛症とはどのような状態ですか?
まつ毛貧毛症とは、まつ毛が「少ない」「短い」「細い」「色が薄い」といった状態を指します。これは病気というよりは、まつ毛の量や質に関する状態を表現する言葉として使われます。医学的には「睫毛減毛症」とも呼ばれ、加齢や疾患、薬剤の副作用など様々な要因によって引き起こされることがあります[1]。特に、加齢によるまつ毛の減少は多くの人が経験する自然な変化の一つです。
当院のオンライン診療では、患者さまにご自身のまつ毛の写真を複数枚送っていただき、それを基に医師が視診を行います。この際、「以前よりまつ毛が短くなった」「ビューラーで挟んでも上がらないくらい細くなった」といった具体的な訴えと、写真での客観的な状態を照らし合わせることで、まつ毛貧毛症の診断を進めます。患者さまの中には、ご自身では気づいていなかったまつ毛の薄さに、写真を見て初めて驚かれる方もいらっしゃいます。
まつ毛の毛周期(ヘアサイクル)とは?
まつ毛も髪の毛と同様に、一定のサイクルで生え変わりを繰り返しており、これを「毛周期(ヘアサイクル)」と呼びます。毛周期は以下の3つの段階から構成されます。
- 成長期 (Anagen): 毛が活発に成長する期間です。まつ毛の場合、この期間は比較的短く、約1〜2ヶ月程度とされています。この期間が長いほど、まつ毛は長く太く成長します。
- 退行期 (Catagen): 毛の成長が止まり、毛包が縮小し始める移行期間です。数週間程度続きます。
- 休止期 (Telogen): 毛が抜け落ちる準備をする期間です。毛包は完全に活動を停止し、古い毛が抜け落ちて新しい毛の成長が始まります。まつ毛の休止期は比較的長く、数ヶ月続くこともあります。
この毛周期が正常に機能していることで、まつ毛は一定の量と長さを保っています。しかし、何らかの要因で成長期が短縮されたり、休止期が長くなったりすると、まつ毛が十分に成長する前に抜け落ちてしまい、結果としてまつ毛が短くなったり、全体的に薄くなったりするのです。
毛周期の乱れがまつ毛の減少を招くメカニズム
毛周期の乱れは、様々な原因によって引き起こされます。例えば、加齢によって毛母細胞の活動が低下すると、成長期が短縮され、まつ毛が長く太く育つ前に抜け落ちてしまいます。また、ストレスや栄養不足、特定の疾患(甲状腺機能異常など)もホルモンバランスや全身の代謝に影響を与え、毛周期を乱す原因となることがあります[4]。
緑内障治療薬の一部には、まつ毛の成長を促進する副作用を持つものもありますが、これはプロスタグランジン誘導体という成分が毛周期の成長期を延長させる働きによるものです。このメカニズムを応用したのが、まつ毛貧毛症治療薬です。
- まつ毛貧毛症治療薬(ビマトプロスト)
- プロスタグランジン誘導体であるビマトプロストを主成分とする外用薬です。まつ毛の毛包に作用し、成長期を延長させることで、まつ毛を長く、太く、濃くする効果が期待されます。本来は緑内障治療薬として開発されましたが、その副作用としてまつ毛の成長促進が確認されたため、まつ毛貧毛症の治療薬として承認されています。
当院では、まつ毛貧毛症の診断を受けた患者さまに対し、この毛周期のメカニズムに基づいた治療薬の処方を検討します。治療を始めて2〜3ヶ月ほどで「まつ毛が伸びてきた」「マスカラを塗るのが楽しくなった」とおっしゃる方が多いです。ただし、効果には個人差があり、継続的な使用が推奨されます。
まつ毛の減少は疾患のサイン?隠れた病気と薬剤の影響
まつ毛の減少は、単なる美容の問題だけでなく、体のどこかに異常があるサインである可能性も考えられます。特に、急激な変化や他の症状を伴う場合は、医療機関での詳しい検査が必要です。
まつ毛が抜ける原因となる全身疾患とは?
まつ毛の減少(マダローシス)は、様々な全身疾患の症状として現れることがあります[1][4]。代表的なものとしては、以下のような疾患が挙げられます。
- 甲状腺機能低下症: 甲状腺ホルモンの分泌が低下すると、全身の代謝機能が落ち、毛髪だけでなくまつ毛の成長も阻害されることがあります。倦怠感、冷え、体重増加などの症状を伴うことが多いです。
- 円形脱毛症: 自己免疫疾患の一種で、頭髪だけでなく、まつ毛や眉毛にも脱毛が起こることがあります。
- アトピー性皮膚炎: まぶたの炎症が慢性化すると、毛根にダメージを与え、まつ毛が抜けやすくなることがあります。かゆみや赤みを伴うことが多いです。
- 膠原病: 全身性エリテマトーデスなどの自己免疫疾患でも、まつ毛の脱毛が見られることがあります。
- 栄養失調: 極端なダイエットや偏食により、まつ毛の成長に必要なタンパク質やビタミン、ミネラルが不足すると、まつ毛が細くなったり抜けやすくなったりします。
これらの疾患が原因でまつ毛が減少している場合、根本的な疾患の治療が優先されます。当院のオンライン診療では、問診で全身症状や既往歴を詳しく伺い、必要に応じて専門医への受診を促すこともあります。特に、まつ毛以外の部位にも脱毛が見られる、体調不良を伴うといったケースでは、慎重な鑑別診断が必要です。
特定の薬剤がまつ毛の減少を引き起こすことはありますか?
はい、特定の薬剤の副作用としてまつ毛の減少が報告されています[1][4]。
- 抗がん剤: 特に化学療法は、毛母細胞の増殖を抑制するため、まつ毛を含む全身の毛髪が一時的に抜け落ちることがよくあります。
- 一部の緑内障治療薬(プロスタグランジン誘導体以外): 特定の眼圧降下剤の中には、まつ毛の成長を抑制する作用を持つものもあります。
- 免疫抑制剤: 自己免疫疾患の治療などに用いられる薬剤も、毛周期に影響を与えることがあります。
- 抗凝固薬: まれに脱毛の副作用が報告されることがあります。
現在服用中の薬剤がある場合は、それがまつ毛の減少に関与している可能性も考慮する必要があります。当院では、問診時に服用中の薬剤について詳しく確認し、まつ毛の減少との関連性を評価します。薬剤が原因であると判断された場合でも、自己判断で服用を中止せず、必ず主治医と相談するよう患者さまにはお伝えしています。多くの場合、薬剤の調整や、まつ毛の成長を促す治療を併用することで対応が可能です。
目の周りの炎症や感染症もまつ毛の減少の原因になりますか?
はい、目の周りの炎症や感染症もまつ毛の減少を引き起こすことがあります[2]。
- 眼瞼炎(がんけんえん): まぶたの縁の炎症で、まつ毛の根元にある毛包に影響を与え、まつ毛が抜けやすくなったり、生えにくくなったりします。かゆみ、赤み、フケのようなものが見られることがあります。
- 結膜炎: 目の表面の炎症ですが、重度の場合や慢性化すると、まぶたの健康にも影響を及ぼし、まつ毛の減少につながることがあります。
- 毛包虫(デモデックス)感染症: まつ毛の毛包に寄生するダニの一種で、これが過剰に増殖すると、炎症や抜け毛の原因となることがあります。
これらの目の周りのトラブルは、適切な治療を行うことで改善が見込めます。当院では、オンライン診療で患者さまの目の状態を詳しく確認し、炎症や感染症が疑われる場合は、点眼薬や軟膏の処方、あるいは眼科専門医への受診を推奨することがあります。処方後のフォローアップでは、副作用の有無だけでなく、患者さまが治療を継続できているか、効果の実感があるかを確認するようにしています。
オンライン診療でまつ毛の悩みを解決!メリットと治療の流れ
まつ毛の悩みはデリケートな問題であり、専門医に相談したいけれど、忙しくて通院の時間が取れない、あるいは人目が気になるという方も少なくありません。そのような方にとって、オンライン診療は非常に有効な選択肢となります。
オンライン診療のメリットは何ですか?
オンライン診療は、まつ毛の悩みを抱える患者さまにとって、多くのメリットを提供します。
- 利便性: 自宅や職場など、どこからでも診察を受けられます。移動時間や待ち時間がなく、忙しい方でも受診しやすいのが大きな利点です。特に、当院では全国どこからでもアクセス可能です。
- プライバシーの保護: クリニックに直接足を運ぶ必要がないため、他の患者さまと顔を合わせる心配がありません。まつ毛の悩みは人に知られたくないという方も多く、精神的な負担を軽減できます。
- 継続しやすい: 通院の手間が省けるため、治療を継続しやすくなります。まつ毛貧毛症の治療は継続が重要であり、この点は大きなメリットです。
- 処方薬の自宅配送: 診察後、処方された薬は自宅に直接配送されます。薬局に行く手間も省け、スムーズに治療を開始できます。
自宅で治療を続けられる患者さまからは、「クリニックに行く時間がない中で、オンラインで相談できて本当に助かった」「人目を気にせず相談できたのがよかった」という声をいただいています。当院では、患者さまが安心して治療を継続できるよう、きめ細やかなサポートを心がけています。
オンライン診療でのまつ毛貧毛症治療の流れは?
当院のオンライン診療では、以下の簡単なステップでまつ毛貧毛症の診断から治療薬の処方までが可能です。
- 予約: まずは当院のウェブサイトから、ご希望の日時でオンライン診療の予約をします。
- 問診票の記入: 予約後、オンラインで詳細な問診票にご記入いただきます。まつ毛の状態、既往歴、アレルギー、服用中の薬剤など、治療に必要な情報を入力します。この際、まつ毛の状態がわかる写真をアップロードしていただくことで、医師がより正確な診断を下すことができます。
- 医師による診察: 予約時間になったら、スマートフォンやPCを通じて医師とビデオ通話で診察を行います。問診票の内容に基づき、まつ毛の悩みや全身の状態について詳しくお話を伺います。医師がまつ毛貧毛症と診断し、治療が適切と判断した場合、治療薬の処方を提案します。
- 処方・決済: 診察後、処方内容と料金についてご説明し、オンラインで決済を行います。
- 薬の配送: 処方された治療薬は、ご指定の住所へ配送されます。通常、数日中にお手元に届きます。
当院では、初診からオンラインでの完結を目指しており、患者さまがスムーズに治療を開始できるようサポート体制を整えています。
料金プランと定期配送オプションについて
まつ毛貧毛症の治療は継続が重要であるため、当院では患者さまのニーズに合わせた料金プランと便利な定期配送オプションをご用意しています。
| 項目 | 都度購入 | 定期配送プラン |
|---|---|---|
| 料金 | 通常価格 | 割引価格(月額) |
| 配送頻度 | 診察ごとに配送 | 毎月または隔月 |
| 診察頻度 | 薬がなくなる前に再診察 | 定期的なオンライン診察 |
| メリット | 必要な時に購入 | 割引、買い忘れ防止、継続しやすい |
定期配送プランをご利用いただくことで、通常価格よりもお得に治療を継続でき、薬の買い忘れを防ぐことができます。また、定期的なオンライン診察を通じて、医師が治療の経過や副作用の有無を継続的に確認し、必要に応じてアドバイスを提供します。これにより、患者さまは安心して治療に取り組むことが可能です。
対面診療とオンライン診療:どちらを選ぶべき?

まつ毛の悩みに対する治療法は多様であり、対面診療とオンライン診療のどちらを選ぶべきか迷う方もいらっしゃるでしょう。それぞれの特徴を理解し、ご自身の状況に合った選択をすることが重要です。
対面診療が推奨されるケースとは?
対面診療には、オンライン診療では得られない独自のメリットがあります。特に以下のようなケースでは、対面診療が推奨されます。
- 詳細な身体診察が必要な場合: まつ毛の減少が、目の周りの炎症や感染症、あるいは全身疾患の症状である可能性が高い場合、直接まぶたの状態を触診したり、眼底検査などの専門的な検査が必要になることがあります。
- 他の目の症状を伴う場合: 目の痛み、充血、視力低下など、まつ毛の悩み以外に目の症状がある場合は、眼科専門医による詳しい診察が必要です。
- オンライン診療での診断が困難な場合: 患者さまのまつ毛の状態が写真では判断しにくい、あるいは複雑な背景が疑われる場合など、医師が直接診察する必要があると判断したケースです。
- 心理的な安心感を求める場合: 医師に直接会って相談したい、対面でのコミュニケーションを重視したいという方もいらっしゃいます。
当院では、オンライン診療中にこれらの状況が疑われる場合、患者さまにその旨を説明し、必要に応じて提携医療機関や専門のクリニックへの受診を促すようにしています。患者さまの安全と最適な治療を最優先に考えています。
オンライン診療が適しているのはどのような方ですか?
オンライン診療は、特に以下のような方に適しています。
- まつ毛貧毛症の診断がすでにされている、またはその可能性が高い方: 特に、加齢によるまつ毛の減少や、特定の緑内障治療薬の副作用でまつ毛が短くなった経験がある方など、原因が比較的明確なケースです。
- 通院の時間が取りにくい方: 仕事や育児で忙しい方、遠方に住んでいる方、交通手段が限られている方など。
- プライバシーを重視したい方: クリニックでの待ち時間や他の患者さまとの接触を避けたい方。
- 継続的な治療を希望する方: 定期的な薬の処方やフォローアップを自宅で受けたい方。
当院のオンライン診療では、問診と写真による視診を組み合わせることで、多くのまつ毛の悩みに対応可能です。初診時に「オンラインでこんなに詳しく診てもらえるとは思わなかった」というお声も頂戴しており、患者さまの利便性と安心感を両立できるよう努めています。
オンライン診療は非常に便利ですが、医師が直接患者さまに触れて診察を行う対面診療とは異なります。そのため、診断や治療の判断が難しいケースもあります。医師の判断で対面診療がより適切と判断された場合は、速やかに医療機関を受診してください。
オンライン診療と対面診療の使い分け方
まつ毛の悩みを解決するためには、ご自身の状況に合わせてオンライン診療と対面診療を適切に使い分けることが賢明です。まずはオンライン診療で気軽に相談し、医師の判断を仰ぐのが良いでしょう。
- まずはオンライン診療で相談: 症状が軽度であったり、通院が難しい場合は、オンライン診療で専門医の意見を聞くことから始めましょう。問診と写真で多くの情報が得られます。
- 必要に応じて対面診療へ: オンライン診療で、より詳細な検査や直接的な診察が必要と判断された場合は、速やかに眼科や皮膚科などの専門医療機関を受診してください。
- 治療継続はオンラインで: 診断が確定し、治療薬が処方された後は、定期的な経過観察や薬の再処方をオンライン診療で継続することで、負担なく治療を進めることができます。
当院では、患者さまの症状やライフスタイルに合わせた最適な診療方法を提案し、まつ毛の健康を取り戻すお手伝いをいたします。お一人で悩まず、まずは一度ご相談ください。
まとめ
まつ毛が抜ける・短くなる原因は、不適切なメイクや生活習慣、加齢、そして甲状腺機能低下症や円形脱毛症などの全身疾患、さらには特定の薬剤の副作用まで多岐にわたります。まつ毛の健康には、毛周期の理解と適切なケアが不可欠です。まつ毛貧毛症と診断された場合、プロスタグランジン誘導体を含む治療薬が有効な選択肢となり、まつ毛の成長期を延長させることで、長く、太く、濃いまつ毛への改善が期待されます。
オンライン診療は、利便性やプライバシー保護の観点から、まつ毛の悩みを抱える多くの方にとって有効な手段です。自宅から専門医の診察を受け、適切な治療薬を処方してもらい、定期配送オプションを利用することで、治療を無理なく継続することが可能です。しかし、目の周りの重篤な症状や全身疾患が疑われる場合は、対面診療が推奨されます。ご自身の状況に合わせて、オンライン診療と対面診療を適切に使い分け、まつ毛の健康を取り戻しましょう。
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「忙しくて病院に行く時間がない」「まずは薬を試してみたい」という方には、オンライン診療がおすすめです。東京オンラインクリニックなら、スマホ一つで診察から処方まで完結。最短即日でお薬をご自宅にお届けします。
オンライン診療を予約するよくある質問(FAQ)
- Betty Nguyen, Jamie Katy Hu, Antonella Tosti. Eyebrow and Eyelash Alopecia: A Clinical Review.. American journal of clinical dermatology. 2023. PMID: 36183302. DOI: 10.1007/s40257-022-00729-5
- J J Khong, R J Casson, S C Huilgol et al.. Madarosis.. Survey of ophthalmology. 2006. PMID: 17134645. DOI: 10.1016/j.survophthal.2006.08.004
- Michela Starace, Stephano Cedirian, Aurora M Alessandrini et al.. Impact and Management of Loss of Eyebrows and Eyelashes.. Dermatology and therapy. 2023. PMID: 37188989. DOI: 10.1007/s13555-023-00925-z
- Blake Phillip Mumford, Samantha Eisman, Leona Yip. Acquired causes of eyebrow and eyelash loss: A review and approach to diagnosis and treatment.. The Australasian journal of dermatology. 2023. PMID: 36320026. DOI: 10.1111/ajd.13947