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ドロエチの効果・副作用・飲み方|保険適用とヤーズとの違い - 東京オンラインクリニック

ドロエチの基本情報(効果・副作用・飲み方)

薬名: ドロエチ
読了時間: 約6分
ドロエチの効果・副作用・飲み方・保険適用を解説
最終更新日: 2026-05-31
📋 この記事のポイント
  • ✓ ドロエチ配合錠「あすか」はヤーズ配合錠の後発医薬品で、月経困難症などの治療で処方されることがあります。
  • ✓ 飲み方・飲み忘れ時の対応・副作用は自己判断せず、医師の指示に沿って確認することが重要です。
  • ✓ 保険適用やオンライン診療での処方可否は、症状や診察内容によって判断されます。
※ 本記事は医療広告ガイドラインに基づき作成されています。記事内には当院の治療・サービスに関する情報が含まれます。

ドロエチ配合錠「あすか」は、ヤーズ配合錠の後発医薬品として処方されることがあるホルモン薬です。月経困難症などの治療、飲み方、副作用、保険適用、オンライン診療で相談すべき点を、東京オンラインクリニックが医師監修の視点で解説します。

ドロエチ配合錠とは?ヤーズとの違いを解説

ドロエチ配合錠とヤーズ配合錠の成分、効果、保険適用における違いを比較
ドロエチとヤーズの比較表
ドロエチ配合錠「あすか」は、有効成分としてドロスピレノンとエチニルエストラジオールを含有する月経困難症治療剤です[5]。PMDA添付文書上の効能・効果は「月経困難症」であり、避妊目的で使用しないことが明記されています。月経痛や出血、PMS様の不調がある場合でも、原因や適応は診察で確認する必要があります。 ドロエチ配合錠は、先発医薬品であるヤーズ配合錠の後発医薬品(ジェネリック医薬品)にあたります。ジェネリック医薬品は、先発医薬品と有効成分、含量、効能・効果、用法・用量が同じであり、品質、有効性、安全性が同等であると国によって認められた医薬品です[5][6]。そのため、ヤーズ配合錠と同様の効果を期待でき、かつ費用を抑えられるというメリットがあります。
ドロスピレノンとは
ドロスピレノンは、黄体ホルモンの一種であり、体内の水分貯留を抑える作用(抗ミネラルコルチコイド作用)や男性ホルモン作用を抑制する作用(抗アンドロゲン作用)を持つことが特徴です。これにより、むくみやニキビなどの症状軽減が期待できるとされています[1]
当院のオンライン診療では、月経困難症やPMSでお悩みの患者さまから「ヤーズは高くて続けにくい」というご相談をよくお受けします。そのような方には、ドロエチ配合錠が経済的な選択肢として有効であることをお伝えしています。ジェネリック医薬品への切り替えを検討されている方には、成分が同じであること、効果や安全性が同等であることなどを詳しく説明し、安心して治療を継続できるようサポートしています。

ドロエチ配合錠の主な効果とは?

ドロエチ配合錠「あすか」の効能・効果は月経困難症です。月経困難症の症状や背景疾患、既往歴、喫煙状況、血栓症リスクなどを確認したうえで、医師が処方可否を判断します。
  • 月経困難症への使用: 添付文書上の効能・効果は月経困難症です。子宮内膜の増殖を抑える作用などにより、月経痛などの症状改善が期待されます[5]
  • 避妊目的では使用しない: PMDA添付文書では、ドロエチ配合錠「あすか」を避妊目的で使用しないこと、日本人における避妊目的での有効性・安全性は確認されていないことが示されています[5]
  • PMS様の不調がある場合: 月経前の不調がある場合も、原因や治療選択肢は診察で確認します。自己判断で適応外の目的に使用せず、症状、既往歴、併用薬を医師に相談してください。

ドロエチの保険適用は?

ドロエチ配合錠は、その使用目的によって保険適用の有無が異なります。
  • 保険適用となるケース: 月経困難症の治療、子宮内膜症に伴う疼痛の改善を目的とする場合です。これらの症状は病気とみなされるため、医師の診断に基づき保険診療として処方されます。
  • 保険適用外(自費診療)となるケース: 避妊を目的とする場合は、保険適用外となり全額自己負担の自費診療となります。
当院では、患者さまの症状やご希望に応じて、保険診療と自費診療のどちらが適切か、診察時に詳しくご説明いたします。特に、月経困難症の症状が重く、日常生活に支障をきたしている場合は、保険診療での治療を積極的に検討することをお勧めしています。オンライン診療では、初診時に「月経痛がひどくて毎月仕事や学校を休んでしまう」といった具体的な訴えをされる患者さまも少なくありません。そうした状況を詳細に伺い、ドロエチ配合錠が適切な治療選択肢となるかを判断しています。
項目ドロエチ(保険適用時)ドロエチ(自費診療時)
目的月経困難症、子宮内膜症に伴う疼痛避妊
費用負担3割負担全額自己負担
診察料保険適用自費診療
薬代(1シートあたり目安)約1,000円〜1,500円約2,500円〜3,500円

ドロエチの正しい飲み方と飲み忘れ時の対処法

ドロエチ配合錠は、正しい飲み方を守ることが効果を最大限に引き出し、副作用のリスクを低減するために非常に重要です。一般的な服用方法は、28日を1周期として、毎日ほぼ一定の時刻に1錠ずつ服用します[5]

基本的な服用スケジュールは?

ドロエチ配合錠「あすか」は、淡赤色の実薬24錠と白色のプラセボ錠4錠で構成されています。1日1錠を毎日一定の時刻に、定められた順に従って28日間連続で服用します。28日間を1周期とし、出血が終わっているか続いているかにかかわらず、29日目から次の周期の錠剤を開始します[5]
  • 飲み始め: 初めて服用する場合は、月経第1日目から開始します。開始が月経第1日目から遅れた場合は、妊娠のリスクを考慮し、飲みはじめの最初の1週間はホルモン剤以外の避妊法を用いるよう指導されています[5]
  • 毎日服用: 毎日決まった時間に服用することが重要です。服用時間を一定に保つことで、血中ホルモン濃度が安定し、効果が持続しやすくなります。
  • シートの切り替え: 1シート28錠を飲み終えたら、翌日から新しいシートの服用を開始します。自己判断で服用方法を変えず、医師の指示に従ってください。
当院では、患者さまに服用スケジュールをカレンダーやスマートフォンのリマインダー機能で管理することをお勧めしています。「毎日同じ時間に飲むのが難しい」とおっしゃる方には、食後や就寝前など、ご自身の生活リズムに合わせた服用タイミングを一緒に検討し、継続しやすい方法を提案しています。オンライン診療の利便性として、定期的な処方だけでなく、飲み方に関する細かな疑問にもチャットやビデオ通話で対応できるため、患者さまは安心して治療を続けられます。

飲み忘れてしまったらどうする?

飲み忘れは、不正出血や治療効果への影響につながることがあります。飲み忘れに気づいた際は、添付文書の服用方法に沿って対応し、不安がある場合は医師または薬剤師に相談してください[5]
  • 前日の飲み忘れに気づいた場合: 直ちに前日の飲み忘れた錠剤を服用し、当日の錠剤も通常の服薬時刻に服用します[5]
  • 2日以上服用を忘れた場合: 気づいた時点で前日分の1錠を服用し、当日の錠剤も通常の服薬時刻に服用します。その後は当初の服薬スケジュールどおり服用を継続します。不安がある場合は医師または薬剤師に相談してください[5]
⚠️ 注意点

飲み忘れが複数回あった場合や、飲み忘れによって不安を感じる場合は、自己判断せずに必ず医師にご相談ください。特に避妊目的で服用している場合は、緊急避妊薬の検討が必要になることもあります。

ドロエチの主な副作用と血栓症リスク

ドロエチ服用時の主な副作用である吐き気、頭痛、不正出血、血栓症リスクを説明
ドロエチの主な副作用とリスク
ドロエチ配合錠は、多くの女性にとって有用な薬剤ですが、副作用のリスクも存在します。特に注意が必要なのは、血栓症のリスクです。

飲み始めに多い副作用は?

ドロエチ配合錠の服用開始初期には、以下のような副作用が報告されています[5]
  • 不正出血: 服用開始から数ヶ月間は、月経以外の時期に出血が見られることがあります。これは体がホルモン環境の変化に慣れる過程で起こるもので、通常は自然に治まります。
  • 吐き気・嘔吐: 服用初期に胃の不快感や吐き気を感じることがあります。食後に服用したり、就寝前に服用したりすることで軽減される場合があります。
  • 乳房の張り・痛み: ホルモンの影響で乳房が張ったり、痛みを感じたりすることがあります。
  • 頭痛: 軽度の頭痛を感じることがありますが、これも一時的なことが多いです。
  • 気分の変化: イライラや気分の落ち込みなど、精神的な変化を感じる方もいます。
これらの症状は、服用を続けるうちに体が慣れてきて軽減することが多いですが、症状が重い場合や長く続く場合は、当院の医師にご相談ください。処方後のフォローアップでは、副作用の有無だけでなく、患者さまが治療を継続できているか、効果の実感があるかを確認するようにしています。特に、飲み始めの数ヶ月間は「不正出血が心配」「吐き気がつらい」といったお声をいただくことが多いため、症状の程度を詳しく伺い、必要に応じて対処法をアドバイスしたり、他の薬剤への変更を検討したりします。

血栓症のリスクと注意すべき症状は?

低用量ピルの服用で最も注意すべき副作用は、血栓症(血管内に血の塊ができること)です。ドロエチ配合錠も例外ではありません。血栓症は、ごく稀に発生しますが、重篤な場合は命に関わることもあります[5]
  • 血栓症のリスク因子: 喫煙、肥満、高血圧、糖尿病、家族歴、高齢(35歳以上)、長期間の安静(手術後など)などが挙げられます。これらのリスク因子がある方は、服用前に必ず医師に伝えてください。
  • 血栓症の初期症状(ACHES): 以下の症状に気づいたら、直ちに服用を中止し、医療機関を受診してください。
    • Abdominal pain(激しい腹痛)
    • Chest pain(激しい胸痛、息苦しさ)
    • Headaches(激しい頭痛、しびれ)
    • Eye problems(目のかすみ、視野狭窄)
    • Severe leg pain(ふくらはぎの激しい痛み・腫れ)
当院のオンライン診療では、問診時に血栓症のリスク因子について詳細に確認しています。特に喫煙習慣や既往歴、家族歴は慎重にヒアリングし、必要に応じて対面診療での精密検査をお勧めすることもあります。患者さまには、これらの初期症状について十分に理解していただき、少しでも異変を感じたらすぐに相談するよう指導しています。

ドロエチ処方前の確認事項とオンライン診療

ドロエチ配合錠の処方を受ける前には、安全に服用できるかを確認するためのいくつかの重要なステップがあります。オンライン診療でも、対面診療と同等の確認事項を丁寧に行います。

処方前に確認すべきことは?

ドロエチ配合錠は、すべての方に処方できるわけではありません。以下のような状況に当てはまる方は、服用できない場合があります[5]
  • 血栓症の既往歴やリスク因子: 過去に血栓症を発症したことがある方、または血栓症のリスクが高い方(重度の高血圧、糖尿病、脂質異常症、片頭痛、喫煙者など)。
  • 特定の病気: 乳がん、子宮がん、肝機能障害、腎機能障害、診断の確定していない不正出血などがある方。
  • 妊娠中または授乳中の方: 妊娠中や授乳中の服用は推奨されません。
  • その他: 35歳以上で1日15本以上喫煙する方など。
これらの項目は、問診や必要に応じて血液検査などによって確認されます。当院のオンライン診療では、詳細な問診票にご記入いただき、その内容に基づき医師が診察を行います。特に、既往歴や家族歴、現在の健康状態、服用中の薬剤などについては、正確にお伝えいただくことが安全な治療のために不可欠です。

オンライン診療での処方の流れとメリット

オンライン診療は、忙しい方や遠方にお住まいの方にとって、ドロエチ配合錠の処方を受ける上で非常に便利な選択肢です。
  • 予約: 当院のウェブサイトから、ご希望の日時でオンライン診療の予約を行います。
  • 問診票の記入: 事前にオンラインで詳細な問診票にご記入いただきます。これにより、診察時間を有効活用できます。
  • 医師による診察: 予約時間になったら、スマートフォンやPCを通じて医師とビデオ通話で診察を行います。問診票の内容に基づき、医師が追加で質問したり、不安な点についてお答えしたりします。
  • 処方・配送: 医師が処方可能と判断した場合、ドロエチ配合錠がご自宅に配送されます。当院では定期配送オプションもご用意しており、継続的な治療をサポートしています。
オンライン診療の最大のメリットは、自宅や好きな場所から診察を受けられる利便性と、プライバシーが守られる点です。当院では、患者さまにご自身の写真を複数枚送っていただき、それを基に医師が視診を行うなど、オンラインでも丁寧な診察を心がけています。自宅で治療を続けられる患者さまからは、「通院の手間が省けて助かる」「待ち時間がなくストレスフリー」という声をいただいています。

対面診療との使い分けは?

オンライン診療は非常に便利ですが、すべてをオンラインで完結できるわけではありません。以下のような場合は、対面診療の受診を検討することをお勧めします。
  • 詳細な身体診察が必要な場合: 内診や超音波検査など、直接的な診察が必要な場合。
  • 血液検査などの検査が必要な場合: 血栓症リスクの評価や、他の疾患の鑑別のため。
  • 重篤な副作用が疑われる場合: 血栓症の初期症状など、緊急性の高い症状が出た場合。
  • オンラインでの説明が難しいと感じる場合: 複雑な病状や治療方針について、直接医師と話したい場合。
当院では、オンライン診療で対応が難しいと判断した場合は、速やかに適切な医療機関への受診をお勧めしています。オンライン診療は、あくまで患者さまの利便性を高めるための選択肢であり、安全で質の高い医療を提供するための手段であることをご理解ください。

まとめ

ドロエチ配合錠「あすか」は、ヤーズ配合錠の後発医薬品であり、月経困難症の治療で処方されることがある薬剤です。効能・効果は月経困難症で、避妊目的では使用しません。服用は毎日決まった時間に継続することが重要で、飲み忘れ、不正出血、吐き気などの副作用に注意が必要です。特に血栓症はまれでも重篤な副作用であり、下肢の急な痛みや腫れ、突然の息切れ、胸痛、激しい頭痛、視覚異常などがある場合は、直ちに服用を中止して医療機関を受診してください。オンライン診療では、既往歴、喫煙、血圧、併用薬、症状を確認し、必要に応じて対面診療との使い分けも検討します。

よくある質問(FAQ)

ドロエチとヤーズは同じ薬ですか?
ドロエチ配合錠「あすか」は、ヤーズ配合錠の後発医薬品(ジェネリック医薬品)です。有効成分、含量、効能・効果、用法・用量が同じであり、品質、有効性、安全性が同等であると国によって認められています。そのため、基本的には同じ効果を期待できます。
ドロエチはどこで処方してもらえますか?
ドロエチは、産婦人科などの医療機関で処方されます。当院のようなオンライン診療クリニックでも処方を受けることが可能です。オンライン診療では、自宅から医師の診察を受け、薬を配送してもらうことができます。
ドロエチは避妊目的で使えますか?
いいえ。ドロエチ配合錠「あすか」は月経困難症治療剤であり、PMDA添付文書では避妊目的で使用しないことが示されています。避妊について相談したい場合は、目的に合う選択肢を医師に確認してください。
この記事の監修医
💼
岩本英里
婦人科医
👨‍⚕️
倉田照久
医療法人御照会 理事長・渋谷文化村通り皮膚科 院長

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