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ラベルフィーユの基本情報(効果や副作用) |東京オンラインクリニック

ラベルフィーユの基本情報(効果や副作用)

薬名: ラベルフィーユ
読了時間: 約8分
低用量ピル・婦人科領域薬の薬剤解説
ラベルフィーユの基本情報|医師が解説

ラベルフィーユの効果、飲み方、副作用、飲み忘れ時の対応、オンライン診療で相談する際の確認点を、一次資料に基づいて整理しています。

Clinical Reference
作用
排卵抑制などにより避妊・月経を調整
主な副作用
吐き気・頭痛・不正出血など
注意
血栓症リスク・喫煙・持病を確認
相談目安
飲み忘れ・副作用・併用薬は医師へ
公式薬剤画像
ラベルフィーユ28錠のPTPシート製剤写真
レボノルゲストレル・エチニルエストラジオールを有効成分とするラベルフィーユ28錠のPTPシート写真です。服用順序や外観は製品・包装により異なる場合があります。
出典:富士製薬工業:ラベルフィーユ製品情報 用法・用量
最終更新日: 2026-07-02
📋 この記事のポイント
  • ✓ ラベルフィーユは避妊や月経困難症の改善に用いられる低用量ピルです。
  • ✓ 血栓症などの重大な副作用リスクがあり、医師の診察と処方が必須です。
  • ✓ オンライン診療では、既往歴や喫煙状況、併用薬などを詳しく確認します。
※ 本記事は医療広告ガイドラインに基づき作成されています。記事内には当院の治療・サービスに関する情報が含まれます。

ラベルフィーユとは?低用量ピルの基本情報

ラベルフィーユとは、避妊や月経困難症の改善、月経周期の調整を目的として処方される低用量ピル(経口避妊薬)の一種です。有効成分として、黄体ホルモンである「レボノルゲストレル」と卵胞ホルモンである「エチニルエストラジオール」を配合しています[1]。これらのホルモンを低用量で配合することで、体への負担を抑えながら効果を発揮するよう設計されています。
低用量ピル
エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)という2種類の女性ホルモンを配合した薬剤で、ホルモン量を抑えることで副作用を軽減しつつ、避妊や月経困難症の治療などに用いられます。
ラベルフィーユには、21錠タイプと28錠タイプがあります。21錠タイプは有効成分を含む錠剤を21日間連続で服用し、その後7日間休薬します。28錠タイプは有効成分を含む錠剤を21日間服用し、残りの7日間はプラセボ(偽薬)を服用することで、休薬期間中も毎日服用する習慣を維持しやすくしています[1]。当院では、飲み忘れを心配される患者さまには28錠タイプを推奨することが多いです。どちらのタイプを選ぶかは、患者さまのライフスタイルや希望を考慮し、医師と相談して決定します。 ラベルフィーユは、富士製薬工業株式会社が製造販売しており、ジェネリック医薬品も存在します。ジェネリック医薬品は先発医薬品と有効成分や効果が同等でありながら、開発コストが抑えられるため、より安価に提供されることが一般的です。当院では、患者さまの経済的な負担も考慮し、ジェネリック医薬品の選択肢もご案内しています。
ラベルフィーユとホルモンバランス調整の仕組みを示す参考画像

ラベルフィーユの効果と作用のメカニズム

ラベルフィーユは、配合されている女性ホルモン(レボノルゲストレルとエチニルエストラジオール)の作用により、主に避妊効果と月経困難症の改善効果を発揮します。これらのホルモンが体内でどのように作用するのかを理解することは、治療を継続する上で重要です。

避妊効果のメカニズムとは?

ラベルフィーユの避妊効果は、主に以下の3つのメカニズムによってもたらされます[2]
  • 排卵の抑制: 脳下垂体からの性腺刺激ホルモン(FSH、LH)の分泌を抑制し、卵巣からの排卵を停止させます。これが最も主要な避妊メカニズムです。
  • 子宮内膜の変化: 子宮内膜を薄く保ち、受精卵が着床しにくい状態にします。
  • 子宮頸管粘液の変化: 子宮頸管の粘液を濃くすることで、精子が子宮内へ侵入しにくくします。
これらの複合的な作用により、高い避妊効果が期待できます。正しく服用した場合の避妊成功率は99%以上と報告されていますが、これはあくまで理論値であり、飲み忘れなどがあると効果は低下します[3]。当院では、避妊目的でピルを服用される患者さまには、飲み忘れのリスクや他の避妊法との併用についても詳しく説明し、確実な避妊をサポートしています。

月経困難症・月経周期調整への効果

ラベルフィーユは、月経困難症(生理痛が重い、吐き気、頭痛など)の症状緩和にも有効です。配合されているホルモンの作用により、排卵が抑制されることで、月経時の子宮内膜の増殖が抑えられ、プロスタグランジンという痛みの原因物質の産生が減少します。これにより、生理痛が軽減されると考えられています[2]。また、月経周期が規則的になるため、月経不順の改善や、月経量の減少、月経前症候群(PMS)の症状緩和にも役立つことがあります。実際の診療では、患者さまから「生理痛が劇的に楽になった」「経血量が減って生活がしやすくなった」というフィードバックをいただくことも少なくありません。
ラベルフィーユについてオンライン診療で相談する参考画像

ラベルフィーユの正しい飲み方と飲み忘れ時の対処法

ラベルフィーユの効果を最大限に引き出し、副作用のリスクを最小限に抑えるためには、正しい飲み方を守ることが非常に重要です。飲み忘れは効果の低下や不正出血の原因となるため、注意が必要です。

基本的な飲み方

ラベルフィーユは、月経の初日から飲み始めるのが一般的です。月経が始まった日を1日目とし、その日から1日1錠を毎日ほぼ同じ時間に服用します[1]
  1. 21錠タイプ: 有効成分を含む錠剤を21日間連続で服用した後、7日間は服用を休止します。この休薬期間中に消退出血(生理に似た出血)が起こります。休薬期間が終わったら、次のシートの服用を開始します。
  2. 28錠タイプ: 有効成分を含む錠剤を21日間服用した後、残りの7日間はプラセボ(偽薬)を服用します。プラセボ服用期間中に消退出血が起こります。28錠すべて飲み終えたら、翌日から新しいシートの服用を開始します。
毎日同じ時間に服用することが重要ですが、特に夜寝る前など、忘れにくい時間帯に習慣化することをおすすめします。当院では、アラーム設定やスマートフォンのリマインダー機能の活用を患者さまにご案内しています。

飲み忘れ時の対処法

飲み忘れは、避妊効果の低下や不正出血につながるため、以下の添付文書に基づく対処法を参考に、速やかに対応してください[1]
飲み忘れ時間対処法避妊効果への影響
12時間未満気づいた時点で直ちに1錠服用し、その後の錠剤は予定通り服用を継続する。避妊効果は維持される可能性が高い。
12時間以上気づいた時点で直ちに1錠服用し、その日の分も予定通り服用する(1日に2錠服用することになる)。その後は予定通り服用を継続する。飲み忘れが2日以上連続した場合は、服用を中止し、次の月経を待って新しいシートで再開するか、医師に相談する。避妊効果が低下する可能性があるため、飲み忘れ後7日間は他の避妊法(コンドームなど)を併用する。
⚠️ 注意点

飲み忘れが複数回あった場合や、飲み忘れにより不安を感じる場合は、速やかに医師にご相談ください。特に、性交渉があった場合は緊急避妊の必要性も検討します。

ラベルフィーユの主な副作用と対処法

ラベルフィーユに限らず、低用量ピルには副作用が起こる可能性があります。副作用は個人差が大きく、全ての人に起こるわけではありませんが、事前に知っておくことで適切に対処できます。

重大な副作用に注意

低用量ピルの服用で最も注意が必要な副作用は「血栓症」です。血栓症とは、血管の中に血の塊(血栓)ができ、血管が詰まってしまう病気で、命に関わることもあります[1]。血栓症のリスクは非常に低いですが、以下の症状が現れた場合は、すぐに服用を中止し、医療機関を受診してください。
  • 突然の足の痛み・腫れ: 特にふくらはぎの痛み、赤み、熱感
  • 突然の息切れ・胸の痛み: 呼吸困難、胸部の圧迫感
  • 激しい頭痛・めまい・視覚異常: 片側の手足のしびれや麻痺、言葉が出にくい
  • 突然の腹痛: 特に激しい腹痛
当院では、問診時に血栓症のリスク因子(喫煙、肥満、高血圧、家族歴など)を詳細に確認し、患者さまにも血栓症の初期症状について十分に説明しています。また、服用開始後も定期的な診察で状態を確認することが重要です。

その他の一般的な副作用

ラベルフィーユの服用開始初期には、以下のような一般的な副作用が見られることがあります。これらは通常、服用を続けるうちに軽減していくことが多いです[1]
  • 吐き気、嘔吐: 服用初期に多く見られます。
  • 不正出血: 月経以外の時期に出血が見られることがあります。
  • 乳房の張り・痛み: ホルモンの影響で一時的に感じることがあります。
  • 頭痛: 軽度の頭痛が起こることがあります。
  • 体重増加、むくみ: 体質によっては見られることがあります。
  • 気分の変化: 精神的な不安定さを感じることがあります。
これらの症状が続く場合や、日常生活に支障をきたすほどの場合は、我慢せずに医師に相談してください。当院では、患者さまから「吐き気がつらい」とおっしゃる方が多いですが、服用時間を工夫したり、吐き気止めを併用したりすることで対応できる場合があります。また、症状が改善しない場合は、他の種類のピルへの変更も検討します。

ラベルフィーユ服用に関する注意すべき人・併用薬

ラベルフィーユは多くの女性にとって有効な治療選択肢ですが、服用が適さない方や、注意が必要な方がいます。また、他の薬との飲み合わせにも注意が必要です。

服用できない人・慎重な服用が必要な人

以下に該当する方は、ラベルフィーユを服用できない、または医師の慎重な判断が必要となります[1]
  • 血栓症の既往歴やリスクが高い人: 血栓症は低用量ピルの最も重要な副作用であり、過去に血栓症を発症したことがある方や、家族に血栓症の既往がある方、特定の遺伝的要因を持つ方は服用できません。喫煙者(特に35歳以上)、肥満の方、高血圧の方も血栓症のリスクが高まるため、慎重な検討が必要です。
  • 片頭痛(前兆を伴うもの)がある人: 前兆を伴う片頭痛がある場合、血栓症のリスクが高まる可能性があります。
  • 乳がんの既往歴がある人: 女性ホルモンが乳がんの増悪に関与する可能性があるため、服用できません。
  • 重度の肝機能障害がある人: 薬剤の代謝に影響が出る可能性があります。
  • 妊娠中または授乳中の人: 妊娠中は服用できません。授乳中は乳汁分泌が抑制されたり、薬の成分が乳汁中に移行する可能性があるため、原則として服用を避けます。
  • 手術を予定している人: 手術前後や長期間安静にする必要がある場合は、血栓症のリスクが高まるため、一時的に服用を中止することがあります。
  • 原因不明の性器出血がある人: 重大な病気が隠れている可能性があるため、診断が確定するまでは服用できません。
当院のオンライン診療では、これらの項目について詳細な問診を行い、患者さまの健康状態を総合的に評価した上で、処方の可否を判断します。特に喫煙習慣は血栓症リスクを大幅に高めるため、禁煙を強くお勧めしています。

併用薬に関する注意点

ラベルフィーユは、他の薬剤との相互作用により、効果が弱まったり、副作用が強く出たりすることがあります。以下の薬剤との併用には特に注意が必要です[1]
  • 抗てんかん薬: フェノバルビタール、フェニトイン、カルバマゼピンなど。ピルの効果を弱める可能性があります。
  • リファンピシン系薬剤: 結核治療薬など。ピルの効果を著しく低下させます。
  • セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)含有食品: ピルの効果を弱める可能性があります。
  • 一部の抗HIV薬、抗ウイルス薬: 相互作用により、ピルや併用薬の効果に影響を与える可能性があります。
  • グレープフルーツジュース: 薬の代謝に影響を与え、ピルの血中濃度を上昇させる可能性があります。
これらの他にも、併用注意の薬は多数あります。現在服用している薬やサプリメントがある場合は、必ず医師に伝えてください。当院では、問診票で併用薬について詳しく確認し、安全に服用できるよう配慮しています。

オンライン診療でラベルフィーユを処方する際の確認事項

オンライン診療でラベルフィーユの処方を検討する際には、患者さまの安全を最優先するため、対面診療と同様に詳細な問診と情報確認を行います。医師が処方の可否を判断するための重要なステップです。

問診で確認する主な項目

オンライン診療では、以下の項目について詳しくお伺いします。正確な情報提供にご協力をお願いいたします。
  • 服用目的: 避妊目的か、月経困難症の改善か、月経周期の調整かなど、具体的な目的を確認します。
  • 月経歴: 初経年齢、月経周期、月経期間、月経量、生理痛の有無と程度などを確認します。
  • 妊娠の可能性: 現在妊娠していないことを確認するため、最終月経日や性交渉の状況をお伺いします。必要に応じて、妊娠検査薬での確認をお願いすることもあります。
  • 既往歴・家族歴: 血栓症、乳がん、肝疾患、高血圧、糖尿病、片頭痛などの病歴や、ご家族の病歴について確認します。
  • 喫煙状況: 喫煙は血栓症のリスクを大幅に高めるため、喫煙の有無、本数、喫煙歴を詳しく確認します。35歳以上で喫煙される方には、原則として処方できません。
  • BMI・血圧: 肥満度や血圧も血栓症のリスク因子となるため、ご自身のBMIや血圧を把握されているか確認します。
  • 併用薬・サプリメント: 現在服用しているすべての薬剤やサプリメントについてお伺いします。
  • アレルギー歴: 薬剤アレルギーの有無を確認します。
これらの情報に基づいて、医師がラベルフィーユの処方が適切であるかを総合的に判断します。当院では、患者さまが安心して治療を受けられるよう、疑問点や不安な点があればいつでもご質問いただける体制を整えています。オンライン診療でも、対面診療と変わらない質の高い医療を提供できるよう努めています。

オンライン診療の流れと予約方法

当院のオンライン診療は、以下のステップでご利用いただけます。
  1. 予約: まずは当院のウェブサイトからオンライン診療の予約をお取りください。ご希望の日時を選択し、必要な情報を入力します。
  2. 事前問診: 予約後、オンライン問診票にご回答いただきます。ここで、上記で述べた既往歴や併用薬などの情報を詳しく入力してください。
  3. 医師による診察: 予約時間になりましたら、ビデオ通話で医師による診察を行います。問診票の内容に基づき、さらに詳しくお話を伺い、処方の可否を判断します。
  4. 処方・決済: 処方が決定した場合、お薬はご自宅へ発送されます。決済はオンラインで行います。
当院では、オンライン診療を通じて、忙しい方や遠方にお住まいの方でも、手軽に専門的な医療を受けられるようサポートしています。ご自身の健康状態やライフスタイルに合わせて、ぜひオンライン診療をご活用ください。

まとめ

ラベルフィーユは、レボノルゲストレルとエチニルエストラジオールを有効成分とする低用量ピルであり、避妊や月経困難症の改善、月経周期の調整に用いられます。正しい服用方法を守ることが重要であり、飲み忘れ時には適切な対処が必要です。血栓症などの重大な副作用のリスクがあるため、医師の診察と処方が必須となります。オンライン診療では、患者さまの既往歴、喫煙状況、併用薬などを詳細に確認し、安全な処方を行うための判断材料とします。服用中は、定期的な健康チェックと、異常を感じた際の速やかな医療機関受診が大切です。

よくある質問(FAQ)

低用量ピル・婦人科領域の薬はオンライン診療で相談できます

服用目的、月経歴、既往歴、喫煙状況、服用中の薬を確認したうえで、医師が処方可否や受診方法を判断します。

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ラベルフィーユはどこで手に入りますか?
ラベルフィーユは医療用医薬品のため、医師の診察と処方が必要です。薬局やドラッグストアでは購入できません。当院のような医療機関でオンラインまたは対面で診察を受け、処方箋を発行してもらうことで入手できます。
ラベルフィーユを飲み始めたら、いつから避妊効果がありますか?
月経初日から服用を開始した場合、通常は最初のシートを飲み始めてから避妊効果が期待できます。しかし、より確実な避妊のためには、服用開始から最初の7日間はコンドームなどの他の避妊法を併用することをおすすめします。
不正出血が続くのですが、大丈夫でしょうか?
ラベルフィーユの服用開始初期には、不正出血(月経以外の出血)が見られることが比較的よくあります。これは体がホルモン環境の変化に慣れる過程で起こるもので、通常は数シート服用を続けるうちに軽減していくことが多いです。しかし、出血が大量である、痛みを伴う、長期間続く、または心配な場合は、他の原因も考えられるため、必ず医師にご相談ください。
ラベルフィーユのジェネリック医薬品はありますか?
はい、ラベルフィーユにはジェネリック医薬品が存在します。ジェネリック医薬品は先発医薬品と同じ有効成分を含み、同等の効果と安全性が確認されています。費用を抑えたい場合は、医師や薬剤師にジェネリック医薬品について相談してみてください。
この記事の監修医
💼
岩本英里
婦人科医
👨‍⚕️
倉田照久
医療法人御照会 理事長・渋谷文化村通り皮膚科 院長

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