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シルデナフィルの効果・副作用|医師が解説 |東京オンラインクリニック
薬名: シルデナフィル
読了時間: 約21分

シルデナフィルとは?効果副作用飲み方を医師が解説

シルデナフィルの効果、飲み方、副作用、併用禁忌、オンライン診療で相談する際の確認点を、一次資料に基づいて整理しています。

薬剤サマリー
作用
PDE5阻害により陰茎血流の改善を補助
主な副作用
頭痛・ほてり・消化不良・鼻閉など
注意
硝酸薬など併用禁忌を必ず確認
相談目安
持病・内服薬がある場合は医師へ
公式薬剤画像
シルデナフィルOD錠50mgVI「トーワ」のPTPシート製剤写真
シルデナフィルクエン酸塩を有効成分とするシルデナフィルOD錠50mgVI「トーワ」のPTPシート写真です。薬剤の外観は製品・メーカーにより異なる場合があります。
出典:東和薬品公式:シルデナフィルOD錠50mgVI「トーワ」製品特徴
最終更新日: 2026-07-13
📋 この記事のポイント
  • ✓ シルデナフィルはPDE5阻害薬に分類されるED治療薬で、性的刺激を前提に勃起をサポートします。
  • ✓ 硝酸薬や一酸化窒素供与薬との併用は重篤な副作用を引き起こすため禁忌です。
  • ✓ 食事の影響を受けやすいため、空腹時服用が推奨されます。
※ 本記事は医療広告ガイドラインに基づき作成されています。記事内には当院の治療・サービスに関する情報が含まれます。

シルデナフィルとは?その効果と作用機序

シルデナフィルは、勃起不全(ED)の治療に用いられる経口薬で、PDE5阻害薬に分類されます。先発品であるバイアグラの有効成分として知られ、現在は多くのジェネリック医薬品(後発医薬品)も流通しています。検索では「シルディナフィル」と誤記されることもありますが、正式名称は「シルデナフィル」です。この薬は、性的刺激があった際に勃起をサポートする効果が期待できます[1]

シルデナフィルとPDE5阻害による血流改善の仕組みを示す参考画像

シルデナフィルの作用機序:勃起のメカニズムを助ける

勃起は、性的刺激によって陰茎海綿体の血管が拡張し、血液が流れ込むことで起こります。この血管拡張には、環状グアノシン一リン酸(cGMP)という物質が重要な役割を果たしています。通常、cGMPはホスホジエステラーゼ5(PDE5)という酵素によって分解され、勃起が収まります。

PDE5阻害薬
陰茎海綿体内のPDE5酵素の働きを阻害し、勃起に必要な物質であるcGMPの分解を抑制することで、勃起をサポートする薬剤の総称です。シルデナフィルはその代表的な薬剤の一つです。

バイアグラとシルデナフィルの違いとは?

シルデナフィルの正しい飲み方・使い方と効果時間

シルデナフィルの効果を最大限に引き出し、安全に使用するためには、正しい飲み方と服用タイミングを理解することが重要です。当院の診察では、患者さま一人ひとりの生活習慣や体質に合わせて、最適な服用方法を具体的にアドバイスしています。

シルデナフィルの処方についてオンライン診療で相談する男性の参考画像

推奨される服用タイミングと用量

食事やアルコールの影響

シルデナフィルは、食事の影響を受けやすい薬剤です。特に脂肪分の多い食事を摂った後に服用すると、薬の吸収が遅れたり、効果が弱まったりする可能性があります[3]。そのため、空腹時の服用が最も効果的とされています。食事の影響を避けたい場合の服用時刻は、処方時に医師・薬剤師へ確認してください。飲酒量や体調によっては血圧低下、めまい、勃起機能への影響が強まることがあります。飲酒の可否や量は医師へ確認し、多量の飲酒と併用しないでください。

シルデナフィルの効果時間

シルデナフィルの主な副作用と注意すべき症状

重大な副作用

稀ではありますが、以下のような重大な副作用が報告されています。これらの症状が現れた場合は、直ちに服用を中止し、医療機関を受診してください[5]

  • 持続勃起症(プリピズム):4時間以上勃起が続く状態です。放置すると陰茎組織に不可逆的な損傷を与える可能性があります。
  • 視覚障害:急激な視力低下や視野欠損、非動脈炎性前部虚血性視神経症(NAION)などが報告されています。
  • 聴力障害:急な聴力低下や突発性難聴が報告されています。
  • 心血管系イベント:心筋梗塞、狭心症、不整脈など。特に心臓に持病がある方は注意が必要です。

その他の一般的な副作用

比較的多く見られる副作用は、薬の血管拡張作用によるものです。症状の程度や続く時間には個人差があります[5]

  • 頭痛:最も頻繁に報告される副作用です。
  • ほてり(顔面紅潮):顔が赤くなる、熱く感じるなどの症状です。
  • 消化不良:胃の不快感や胸やけなど。
  • 鼻閉:鼻づまり。
  • めまい:立ちくらみなど。
⚠️ 注意点

副作用の感じ方には個人差があります。初めて服用する際は、体調の変化に注意し、異常を感じたらすぐに医師に相談してください。自己判断で服用を中止したり、用量を変更したりすることは避けてください。

シルデナフィルを服用できない人・併用禁忌薬

服用できない人(禁忌)

  • 本剤の成分に対して過敏症の既往歴がある方
  • 心血管系障害などにより、性行為が不適当と考えられる方
  • 重度の肝機能障害がある方
  • 低血圧(安静時血圧90/50mmHg未満)または治療で管理されていない高血圧(安静時血圧170/100mmHg超)がある方
  • 直近6か月以内に脳梗塞・脳出血または心筋梗塞を起こした方
  • 網膜色素変性症がある方

重度の腎障害は禁忌ではありませんが、血中濃度が上がることがあるため25mgを開始用量とします。腎機能の状態は診察時に必ず医師へ伝えてください。

併用禁忌薬

特に重要なのが、以下の薬剤との併用禁忌です。これらの薬とシルデナフィルを併用すると、血圧が急激に低下し、生命に関わる重篤な状態に陥る可能性があります[4]

  • 硝酸薬・一酸化窒素(NO)供与薬: ニトログリセリン、亜硝酸アミル、硝酸イソソルビド、ニコランジルなど。過度な血圧低下のおそれがあるため併用できません。
  • アミオダロン塩酸塩(経口剤): QT延長作用が増強するおそれがあるため併用できません。
  • sGC刺激剤: リオシグアト。症候性低血圧を起こすおそれがあるため併用できません。

併用注意薬

分類薬剤例注意点
併用禁忌薬硝酸薬・NO供与薬、アミオダロン塩酸塩(経口剤)、リオシグアト過度な血圧低下やQT延長などのおそれがあるため併用不可。
併用注意薬CYP3A4阻害薬(イトラコナゾール、エリスロマイシンなど)シルデナフィルの血中濃度上昇により副作用のリスク増大。用量調整が必要な場合あり。
併用注意薬α遮断薬(高血圧・前立腺肥大症治療薬)血圧低下作用が増強される可能性。

オンライン診療でシルデナフィルを処方する際の確認事項

オンライン診療は、ED治療薬の処方において、患者さまが自宅から手軽に相談できる便利な方法です。しかし、対面診療と同様に、安全性を確保するための厳格な確認プロセスが不可欠です。当院のオンライン診療では、患者さまの健康状態を詳細に把握するため、以下の項目を特に重視して確認しています。

問診で確認する主な項目

  • 既往歴:心臓病(狭心症、心筋梗塞)、脳血管疾患(脳梗塞、脳出血)、高血圧、低血圧、糖尿病、肝機能障害、腎機能障害、眼疾患(網膜色素変性症など)の有無を詳細に確認します。特に心血管系の既往は、シルデナフィルの処方可否に直結するため、非常に重要です。
  • 現在服用中の薬剤:処方薬、市販薬、サプリメントを含め、すべての服用薬を確認します。特に硝酸薬や一酸化窒素供与薬、CYP3A4阻害薬、α遮断薬などの併用禁忌・注意薬の有無は厳重にチェックします。
  • アレルギー歴:過去に薬剤でアレルギー反応を起こしたことがあるかを確認します。
  • 生活習慣:飲酒量、喫煙習慣、食事内容など、薬の効果や副作用に影響を与える可能性のある生活習慣についても伺います。
  • EDの症状と原因:いつから症状があるか、どのような状況で勃起しないか、精神的な要因や身体的な要因の可能性など、EDの状態を詳しくヒアリングします。

オンライン診療での処方判断

個人輸入や海外通販の危険性について

偽造医薬品のリスク

品質管理の不確かさ

正規の医薬品は、製造から流通まで厳格な品質管理基準のもとで管理されています。しかし、個人輸入された医薬品は、どのような環境で製造・保管されたか不明であり、品質が保証されません。高温多湿な環境で保管されたことで、成分が変質している可能性も否定できません。

健康被害時の補償対象外

正規の医療機関で処方された医薬品によって健康被害が生じた場合、医薬品副作用被害救済制度の対象となる可能性があります。しかし、個人輸入や海外通販で入手した医薬品による健康被害は、この制度の対象外となります。つまり、万が一の事態が起こっても、十分な補償を受けられないリスクがあるのです。

ED治療は、医師の診察と適切な処方によって安全かつ効果的に行うべきものです。安易な個人輸入は避け、必ず医療機関を受診して、医師の診断のもとで処方された医薬品を使用するようにしてください。

まとめ

シルデナフィルは、ED治療において広く用いられているPDE5阻害薬であり、性的刺激を前提として勃起をサポートする効果が期待できます。その作用機序は、勃起を妨げる酵素PDE5の働きを阻害し、陰茎海綿体への血流を促進することにあります。バイアグラのジェネリック医薬品としても広く利用されており、食事の影響を受けやすいため空腹時の服用が推奨されます。

頭痛やほてりなどの一般的な副作用はありますが、硝酸薬や一酸化窒素供与薬との併用は重篤な血圧低下を引き起こすため絶対に禁忌です。心血管疾患の既往がある方や、特定の薬剤を服用中の方も服用できない場合があります。オンライン診療では、患者さまの既往歴や服用中の薬を詳細に確認し、医師が安全性を判断した上で処方を行います。個人輸入や海外通販には偽造医薬品のリスクや健康被害時の補償対象外といった危険が伴うため、必ず医療機関を受診し、医師の診断のもとで適切な処方を受けることが重要です。

よくある質問(FAQ)

ED治療薬はオンライン診療で相談できます

現在の症状、既往歴、服用中の薬、心血管疾患の有無を確認したうえで、医師が処方可否や受診方法を判断します。

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バイアグラはED治療薬の先発品の商品名であり、シルデナフィルはその有効成分の一般名です。バイアグラジェネリックも有効成分としてシルデナフィルを含んでいます。ジェネリック医薬品は、先発品と同等の効果と安全性が確認されており、より安価に提供されます。
この記事の監修医

薬剤情報とオンライン診療での受診目安を確認しています。

医療監修高他大暉泌尿器科医
医療監修吉田春生泌尿器科医
医療監修倉田照久医療法人御照会 理事長・渋谷文化村通り皮膚科 院長

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